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うちのメス猫、おばあちゃん猫のウッシー(名前の由来は牛柄だから)。

人間に対しては赤ちゃんのように可愛らしく甘え、同じ猫に対しては、女番長のような厳しさの2面性の持ち主なのですドキドキ

(以前、自分の体より1,5倍以上の大きさのオス猫に自ら飛び掛り、戦いまくってた~、きゃ~)

この前、私の住んでる自治会で、小さな文化祭をやりました~。自分の描いた絵を持ち寄ったり、生け花を持ち寄ったり。子供達の作品もあったりと。なかなか見ごたえあり~で、楽しかった。

今年は、市内に住む中学校の美術の非常勤講師の方をお客様に招き、絵に対して語っていらっしゃいました。


この方は、東京芸大を卒業、同じ大学院で学び、卒業、それから、イタリアで何年か絵の制作をされていた。今は非常勤講師をしながら、熱心に独自の絵の制作をされていらっしゃるとか。

小作品を3点展示されていた。シンプルな静物画だけど、どっしりとした重量感、存在感があって、小さい絵の中に彼の世界が凝縮されたような絵だった。・・・・見入ってしまった・・。


彼が大学在学中に先生が言われた言葉があるそうで、「今、この学科には60人くらいいるだろうけど、後20年後に、絵だけで生活している者は一人・・・二人いればいいほうでしょう。」まあ、それだけ絵だけで生きていくというのは難しいという話らしい。

現在、先生の言われたことは大当たりで、彼の同期で、絵だけで生活してる人は一人、二人らしかった。


東京芸大・・・・私の高校時代の美術部で、2年上の男の先輩が一発合格できたので、顧問の先生が喜んでいたっけ・・。確か日本画の学科だった。

高校の美術部で芸大に進学しなかったのは、私ぐらいだったな~皆、どこかしらの芸大に進学していった。

親が「芸大に行かんでいいのか?お前、絶対後悔するぞ。」と言われたのは今でもしっかり覚えてる。それは、後悔してるから。

私は、何を血迷ったのか、手に職をつけようと看護婦になろうと看護学校に行ったのだった・・。

どこにいようが自分の世界にトリップする私は、「私が看護婦になったら、医療事故で絶対人を殺してしまう」と恐怖と危機感を感じ、看護学校をやめた(その決断は正しかった)・・その後、いろんな場所でいろんな挫折を感じつつ、生きていくのだった・・・。挫折と思ってなかったけど、親から「挫折ばっかりやったなあ・・。」と言われたので、若い頃の少々きつかった体験は挫折だったのかも・・と。


高校の頃の美術部で皆で絵を描いてたけど、皆はまだ絵を描いてるんだろうなあ・・。

どんな絵を描いているんだろう・・・。


美術部の中で一人、芸大に進学してない私が一番絵に燃えていたら笑えるな・・そんなことありえないけど。