昨日のNHKの日曜美術館の藤田嗣治 のビデオを見てた。
パリでもてはやされた藤田の絵とこの戦争画は雰囲気も絵のタッチも別の画家が描いたように大違い。
渾身の作品という感じ。私はどちらかというと、イラストタッチの藤田の絵より、こちらのほうの絵のほうが好きかも?
精神の爆発という感じで・・・。
戦争の悲惨さがひしひしと伝わってくる・・・・見た人の心の何かが変わるような絵・・。
海外で活躍したばかりに、日本では嫉妬の嵐で、痛烈に叩かれまくった藤田・・・・日本を出て、再度フランスに渡り、とうとうフランスに帰化してしまった。「私が日本を捨てたのではない、私が日本に捨てられたのだ」と以前のテレビ番組で藤田が言ってたというのを見たけど・・・
日本で認められなくても海外で認められる・・・・そっちのほうがいいと思うけどな~。
結局、海外で認められたら日本でも認めざるおえなくなるんだから。
広島で、9月まで藤田の展覧会をやってるらしい~。広島・・・・私の活動範囲内だわ!
高速代とガソリン代と昼食代と、入館代と、図録代と・・・トータルで15,000円くらいでいけるかな~・・。
あ~、東京や大阪、主要都市に住んでる人がうらやましい・・・。
高速代やガソリン代とか、美術館に行く必要経費にはいってないんだろうから~~~~。