今日、パステルでどうしても必要の肌色のパステルがなくなってしまったので、ご注文の絵が描けれなくなり、急遽、画材屋さんに買いに行った。


下関の画材屋さんはシーモールというデパートの中にある。

そのデパートの中には映画館もあり、私が興味を持っていた「嫌われ松子の一生」も上映されていた。

朝一の上映は11時から。映画を見終わって家に帰っても、充分絵を描く時間はある・・。

おまけに今日は水曜のレデイースデイ。1000円で映画が見れる。


ということで、パステルを買った後、「嫌われ松子の一生」を見た。



予想以上に素晴らしかった・・!!!!


平凡な中学生の音楽教師松子が、ある事件からどんどん人生が狂っていくお話。愛だけをひたすら貪欲に求める松子が愛人になるわ、風俗嬢になるわ、殺人をおかすわ、やくざ(昔の教え子)の女になるわ・・・そして最後は・・・・



こんな映像の映画も初めて見るし、こんな暗い話をすごいテンポで面白く見せるし、日本の昭和を楽しめるし、欲望、ずるさ、だらしなさ、残虐さ、社会問題、そして人間の本質深い家族愛、そして愛、愛、愛、あい・・・・・・。

とにかくごちゃまぜ、ジェットコースターのように見せる松子の一生!!


すごすぎる・・!!!


映画を見ながら泣き過ぎて、声まで出して泣いてしまいそうになり、我慢すると嗚咽まで出てしまう始末。でも、声を押し殺して泣いてるお客さんの声があちらこちら聞こえてた。


映画が終わってトイレにいくと、目を真っ赤にした、すごい泣き顔の私の顔に、自分自身あぜん・・。


でも、トイレにきてた60歳以上の年配のおばちゃん2人も泣きはらしたすごい顔してた。


家に帰って、映画からすごいパワーをもらったので、絵をかくのにすごい張り切れた。



この監督・・・次回作も絶対見なくっちゃ・・!!!!



でも、この映画は大人の人だけ見てね。子供は見ないほうがいい・・・、高校生からは見てもいいかな・・・きりきりのせん・・。ちょっと性表現、暴力の表現がリアルかな・・?