ここ最近、毎日があっという間に終わっていってブログをゆっくり更新する時間がとれなかった・・。
朝が来て、家の仕事(家事育児)をやって、ネットショップの注文の絵を描いて、画廊さんに送るオリジナルの絵も描き始めて、あっという間に子供達を保育園、小学校へお迎えに行く時間が来て、ちびっと絵を描いて、夜の家事育児をやって、メールチェックとかしてたら・・あっという間に夜の12時・・・。朝は5時半めやすに起きてるのでもう若くない私は睡眠時間目標6時間とるように決めたのでもう寝なくてはいけない・・・。
もっと、絵を描きたいのですけれど・・・。
絵を描いてる間じゅう、バルテュスの特集やってた芸術新潮の雑誌を読んでたら、日本人の奥さんが「長い時は10時間続けて制作する時も・・」と。
うらやましい~~~~~~~。制作してるバルテュスは、弁当つくり、洗濯、掃除、洗い物、子供らの世話、夕飯の買い物、料理、ダンナの世話、なんて、全然無縁の世界にいるのね~~~~。
絵がのってきて、「さあ!これから!」という時に、子供のお迎えで筆中断(泣)~なんて思いしたことないはず。
まあ、男の人だから、当然か・・・。
バルテュスの最初の絵の出会いはかなり昔の学生時代、何かの雑誌で見た「部屋」と「コメルス・サン・タンドレ路地」だった。
最初の印象は「わ~、このなんともいえん不思議な絵はなんだ・・不気味・・怖い・・・でも、色が綺麗?」
ぐらいだったっけ・・。
今、絵を描き始めて、すごい偉大な画家だった・・ということが分かったけど・・。
ここまで自分の美にこだわり、自信をもって、強い姿勢で描き続けた画家、すごいと思う。「色彩の美しさ」にとてもこだわり、自分の作品の回顧展を自然光で美術館で展示することにこだわった(死後実現)と前テレビで見たけど、この人なら絶対言い張るわ・・。頑固じいさんって感じだもの。
でも、この人、絶対ロリコン傾向は強いと思う・・・いや、概して男は皆その傾向はもってると思うけど・・。
少女を作品制作の為とはいえ・・脱がしちゃいかんでしょ!!!!パンツくらいなら許すが・・。
私は日本人の奥さんと結婚する前ぐらいからの作品が好きだな~、不穏な空気がなくなってきて穏やかになってきて~。色も雰囲気もすべてが・・。
こういう「この人でしか描けない絵の世界」って絵を描き続けたその先に見えてくるものと思うけど・・、私も早く到達したいような・・・まだ到達前の右往左往を楽しみたいというか・・。
バルテユスもレンブラントのように時々言っていたらしい・・。
「主題と一体化すること。山を描く時は山に、少女を描く時は少女になる」
この頑固おじい様(テレビで見た生前のバルテユスは本当にそんな感じだった・・カメラの人に「そのライトは何だ!!自然光で作品をカメラで撮らないと意味ないだろうがっ!」と怒鳴りつけてたし・・)が少女・・・・・やっぱり偉大だ!