冬に真っ赤な丸い実をつける南天。
鮮やかな朱色のイメージ。
だけども花は白い。
たくさんの蕾を付けてふさふさと花が咲く。
粒々の小さな白い花の中心に黄色の雌しべ。
赤い南天のかけらもない頃。
やがて結実して冬になると赤い実をつける。
今の状態からは想像もつかない。
強い風が吹くと、この花びらが飛んでいく。
吹き飛んで雪のように地面を覆う。
香りはほとんどしない。
ひそやかに咲くだけ。
花言葉は、「私の愛は増すばかり」。
溢れんばかりの愛のはなびら。