畑に行こうと玄関を出たら、足元に鳥の羽。
ひらりと一枚。
こんな軒下まで、風に飛ばされたのか。
何の鳥の羽だろう。
手に取ると、軸がしっかりした風切り羽。
夏は羽が生え替わる時期らしいから、抜け落ちてきたのだろうか。
そんなに大きくないけれど、しっかりしている。
茶がかった黒っぽいグレー。
漆黒のカラスの羽とは違う。
鳩かな。
何だろう、全く見当が付かない。
脱皮する蛇も凄いけれど、こんな羽が生え替わる鳥も凄い。
どうやって抜け落ちるのだろう。
軸の先は尖っていて、ツンツン。
昔はペン先として使っていたのもうなずける。
見えない鳥からの贈り物。
これで素敵な未来を描こう。