世の中では白い生き物を神聖化し縁起の良い物とされる。
昨日、お茶の木に居た白いカタツムリ。
幸運のシンボルでもあるらしい。
今日は違う木に移動していた。
カタツムリ自体が長命・幸運・幸福・慶びのシンボル。
具体的には、多産ということで一族繁栄の象徴、マヤでは出産の象徴、西洋では聖母マリアを象徴。
カタツムリには雄雌の区別はなく雌雄同体。
両性具有ということで男女平等の象徴でもあるらしい。
殻のあるのがカタツムリで殻の無いのがナメクジ。
ナメクジは駆除されたりするけれど、カタツムリだと可愛く思われたり神聖視されたりして得している。
渦を巻くカタツムリの殻には右巻きと左巻きがあるらしい。
本当にぐるぐる。
裏はシンプル。
つつくと中に入ったまま出て来ない。
しばらくしてから又そっと。
渦巻きは、昔から生と死、始まりと終わりを象徴していて、また、宇宙や途切れることなく続く循環の象徴としても考えられてきた。
なんだかエライことの象徴になってしまっているカタツムリ。
本人はいたってのんびりゆっくりうごめいている。