いよいよサマーライブ直前となり、全体レッスンが始まります。全員が勢ぞろいした第3芸能課では、直前に12歳組が女子寮でお泊りした話でもちきりでした。



 羨ましがるのが9歳組とみりあちゃん。


 当然の如く、Pにおねだりすることになりますよね。薫ちゃんの表情(笑)。


 ここではサマーライブに向けたレッスンを優先させるPですが、その後の楽しみもきちんと考えてあげられるのが、彼の素敵なところですよね。


 ライブで披露するのは、ドレミファクトリーとお願いシンデレラ。
 第3芸能課の面々の決意の籠もった面構えが頼もしい。



 レッスンの休憩時に、千枝が気遣いを見せるのは相変わらず。


 Pとベテトレさんは、全体の調整状況を確認中です。

 ここ、薫ちゃんの頭が↑



 初ライブの仲間がいるとなると、それを支えたいと思うのは、かおるのちゃんにとって当たり前ですよね。
 ところで、ニュージェネレーションズを始めとした事務所の先輩たちもレッスンを始めていて、見学したいと口火を切るのが薫ちゃんでした。


 これに、Pは即答で許可を与えます。


 薫ちゃん、してやったりの良い笑顔。仁奈ちゃんも嬉しそう。
 メンバー達がそれぞれ関わりの深い先輩たちのレッスンを見学している描写が続く中で、9歳組は麻理菜、心、美優の大人組を見ていましたね。



 そして、先輩のレッスンを見学したメンバー達が、自分たちも負けぬようレッスンへの意気込みを得たことに、Pはここまで見込んで見学を許したのだと種明かしされるのでした。
 一方の先輩たちもまた、見られることにより恥ずかしい背中は見せられないというモチベーションがあったことも語られます。


 そう語る凛の背中の次のコマには薫ちゃんの背中。
 そして、ここからお話はありすの個人的なことに移っていきます。レッスン中に突如として崩れ落ちるありす、それに最初に反応を示す桃華。


 桃華の背後では薫も驚いていました。
 実は、ありすが自主練で体力を使っている描写は、ありす編④以降散りばめられていて、どちらかと言うと晴に練習成果を誉められたり、読者目線ではプラスの評価に捉えられていた一方、レッスン後に寝落ちしていたり、この日も遅刻寸前になっていたり不安要素も見られていました。



 ありすを咄嗟に手当するベテトレさんの迅速な動きは流石です。メンバーたちが不安そうにありすを見つめるのに対し、薫の目線はタオルを取りにレッスンルームを出て行くPを追っており、この不安な状況下で薫が「せんせぇ」を頼りたいことがきちんと描かれています。


 なおもレッスンを続けようとするありすを止めようと声をかける舞ちゃんに対し、不安な薫はベルトを握りしめています。
 この後、Pの判断でこの日一日のレッスンを休むよう言い渡されるありすですが、その説得がありすの心情に配慮した素晴らしいものでありました。ベテトレさんも日頃のありすの頑張りを知っているからでしょうが、とても優しくて余計に泣けるシーンでしたが、このあたりは是非とも本編をご覧ください。