桃華は、早くから薫とリトルチェリーブロッサムなるユニットを岡崎泰葉とともに組んでいて、筆者にとっては馴染みあるアイドルでした。


 原作ゲームでは、その深窓の育ち故の世間知らずや独善で失敗することも多かった桃華ですが、U149ではノブレスオブリージュかつアグレッシブな性格を遺憾なく発揮し、理想のお嬢様アイドルです。
 薫との関係も良好で、0話で課室内でのボール遊びを晴ともども注意されているシーンがあったものの、ライブ物販編では楽屋テントで仁奈とともに桃華の側にいるシーンもありました。
 つづくありす編では、圧倒的なアイドル適性を見せつけ、仁奈薫に感嘆されています。その後はありすの再撮影をめぐって、ありすを元気づけたい薫と仁奈に思慮深く助言し、ありすが受け入れやすい状況で二人の応援を敢行させたように読み取れます。
 11話特別編の最終エピソード「おかし」では、薫が集めている食玩に興味津々の桃華の姿が見られました。
 15話特別編の最終エピソード「おはなしの日」では、薔薇について語る桃華と、そのお話が分かりやすくて好きと応じる薫でした。
 鴨川ロケ編では、新たに合流した千佳をサポートしたい薫に、同じチームとしてフォローする旨を伝える桃華でした。 同編のこぼれ話である24話特別編「親切おばけ」で、肝試しの際におばけに脅かされた薫の涙を拭いてあげようとする桃華の姿も見られました。

 アニメで同時に声がついて、千枝と三人でマジックアワーに出演して、そこで一緒に自転車で公園に行く約束をして、デレステのSSRローズフルール桃華のコミュでその約束を果たした仲です。U149ではお仕事ではありす編以降はなかなか絡む機会に恵まれませんが、特別編では関係性を築いて来ました。今後、互いに切磋琢磨する二人の姿が見られたらいいなと思う次第です。