こんにちは!耕す太郎です。
以前の記事でもお伝えしたように、次女ちゃん(6歳)の卒園式が行われました。
卒園式の当日はまだまだ寒さの残る朝。
次女ちゃんはいつも通りに幼稚園の制服に着替えております。
「ねえ、きょう、ないちゃう?」
次女ちゃんは僕らにしつこくこの質問をして来るのです。
「おかあさんは泣いちゃうかも」
お嫁ちゃんは毎日毎日、送り迎えもしているから泣いてしまう可能性は高いかもしれません。
「おとうさんは?」
きっと感動はすると思いますが、泣くまで行くかは難しいところかもしれません。
「ねえ、おとうさん」
また同じ質問ですか?
「おひるごはんなに?」
朝ごはんを食べたばかりだというのにこの質問…さすがは僕の娘です。
「うどんがいいなあ!」
次女ちゃんはうどんが大好物。
「あっ!でもやさいはいれないでね!ワカメはいれて!それとたまごも!でもそれは、わらないでね!トロトロにね!」
注文が多いです…さすがはお嫁ちゃんの…
あっ!ごめんなさい…
僕は次女ちゃんに質問しました。
「緊張してる?」
「ぜんぜんしないよ!」
余裕の態度で返答して来ました。
そんなわけで遂に卒園式です。
園児たちが入場してきました。
あんなに余裕をぶっこきまくってた次女ちゃんの顔が緊張で強ばっております。
卒園証書授与で名前を呼ばれて登壇している時も緊張にまみれている次女ちゃん。
真一文字の口元。
背筋は不自然に伸びています。
感動というよりも、そんな次女ちゃんを見て僕は笑ってしまいました。
入場の時も、証書を受け取る時も決められた段取りがあって、その練習もたくさんしていた様です。
一生懸命取り組んで来たからこそ、めちゃくちゃ緊張したのでしょう。
卒園式で歌を歌っている時も、誰よりも大きな声で歌おうとして、誰よりも大きく息を吸っていました。
歌声よりもその息を吸う音が大きくて、僕はそれを見て笑ってしまいました。
お嫁ちゃんも笑っています。
「きょう、ないちゃう?」
そんな質問を次女ちゃんは繰り返しておりましたが、ごめんね、お父さんもお母さんも笑ってばかりだよ。
卒園式も無事に終えて、お昼ご飯のうどんを食べてる次女ちゃん。
「そうそう、これこれ」
来月には小学生です。
その頃には桜が咲いているはずです。
おしまい。