こんにちは!耕す太郎です。
『許しは気まぐれにするものではない。絶え間ないものだ』
キング牧師の言葉です。
『直すことって、許すことから始まるんじゃないの』
長女ちゃん(9歳)の言葉です。
ほんの少し前までは叱ればすぐにしょげて、泣いて僕に抱きついてきてたのです。
でも今はどうでしょう。
僕が叱ってもこの有様です。
「前も話したでしょ?なんにも直ってないじゃない」
「直ってない?じゃあ直すよ。でもさ、私が直すってことはお父さんが許すことから始まるんじゃないの?」
こうなると泥仕合。
次女ちゃん(5歳)にあたるし、大きなため息ついてから自分の部屋にこもるわで、耕す太郎43歳。絶え間なく許す間もありません。
これが反抗期なのでしょうか、、、、。
なんか知らないけど、僕のことを臭いなんて言うんです。
、、、、、、、、、、。
うん。
やっぱり反抗期なんですね。
いつもは優しいお姉ちゃんなんです。
まだまだ甘えん坊なんです。
今でも僕のひざに乗ってこようとするんです。
ずっとトゲトゲしてるわけではないんです。
トゲトゲしてたらそっとしておきましょう。
トゲトゲしてたら普通は近づきたくもないですもんね?
トゲトゲは怖いです。
怖いですよね?
はい!怖いです!
ましてや食べるだなんて、、、、、。
え?長女ちゃんをですか??
違います!
はい!どん!
開けてもなんだかグロテスク。
人類で始めて食べた人、尊敬します!!
そう!
本日はウニのお話。
日本で「ウニ」がいつから食べられていたかは正確なところは分かっておりませんが、縄文時代の遺跡や貝塚からは「ウニ」の殻が発見されています。
この事から5000年以上も前から「ウニ」は食用として用いられていたと考えられています。
また同じ場所からアワビの殻も発見されていることから、その時代でも素潜りで貝類の漁をしていたと推察されているようですね。
当時の日本人が今より身体能力が優れていたのか、もしくは摂取エネルギーの少なさから虚弱だったのかは分かりませんが、ボンベはもちろんの事、ゴーグルなんて便利な道具がなかったことは明白です。
身一つですから素潜り漁は困難であったことでしょう。
僕もそうですが、当時の人はトゲトゲのウニなんかよく獲って食べようと思ったよなって思っていました。
あの見た目から敬遠しても不思議ではないです。
でも記録するこも無かったであろう、その当時。
口頭で漁の仕方を伝えていたはずです。
そうであればあの見た目。
教えやすいよな。
そんなに長く潜れない中では見つけやすいよな。
そんな事を考えると勝手に耕す太郎は想像するわけです。
親が子供に漁の仕方を教えているところを。
親が長く潜った姿を見せて尊敬されて。
子供が頑張って潜っている姿を見て、親が嬉しい気持ちになる。
子供が大きく息を吸って、
息を止めて。
ダイブ!!
はあはあしながら水面から顔を出す。
「ウニ」だったから教えやすかったのかもしれません。
「ウニ」だから獲っていたのかもしれませんね。
お姉ちゃんが怒って部屋にこもってしまったから暇になってしまった次女ちゃん。
「お父さん、これ読んで」
次女ちゃんが僕に頼んできます。
扉が開く音。
次女ちゃんの顔が嬉しそう。
長女ちゃんが戻ってきました。
「私が読んであげようか?」
「うん」
いつもは優しいお姉ちゃんなんです。
まだまだ甘えん坊なんです。
絵本を読み終わった長女ちゃん。
「ごめんなさい」
「ほら、おいで」
僕は両手を広げます。
、、、、、、、、、。
?????
、、、、、、、、、。
ん?どうした?
長女ちゃんが大きく息を吸って、
息を止めて!
僕の腕の中にダイブ!!
ぎゅっとしてから、
はあはあしながら僕から離れる。
キング牧師の言葉です。
『深い愛のないところに、深い失望は起こりえない』
おしまい。