こんにちは!耕す太郎です。



時の流れとは早いもので、気がつけば1月が終わります。



この前、明けたばかりですよね?



いやあ、、、時の流れは凄まじい。



そりゃあ耕す太郎も年を取るわけです。



そして肉団子もこうなるわけです。



はい!どん!






そして、どん!





山盛りの肉団子。




以前はこんなに作らなくても足りていましたが、娘たちが成長するにつれてどんどん食卓が賑わってきます。


そして、食費も、、、。


時の流れは凄まじいです。




そして、その時の流れで悩んでいることがあります。


娘たちといつまで一緒にお風呂に入るか問題です。


次女ちゃん(5歳)はまだ時間の余裕がありますが、長女ちゃん(9歳)はそろそろ決断の時ではないかと考えております。


成長を喜ぶべきですが、少し寂しい気持ちもあります。


今はまだ、僕がお風呂に入っていると娘二人は競うようにお風呂に入ってきます。


こうなったらみんなで入るかってことで、お嫁ちゃんも呼び、小さな湯船に家族4人がぎゅうぎゅうになるわけです。


時の流れはすさまじいですが、今はまだ考えないようにして、家族と一緒の時間を楽しみます。


そして誰から先に洗うかを決めるために長女ちゃんと次女ちゃんが両手をそれぞれ筒状に丸めています。


「お父さんやって!」


『ずいずいずっころばし』です。


時の流れなんて!


そんなのかんけーねえー!!


そんなのかんけーねえー!!


この遊び歌だけは時の流れをもろともせずに、昔から変わらず歌い続けられているじゃないか!
















まずは『ずいずいずっころばし』の歌詞を書いてみます。



『ずいずいずっころばし、ごまみそずい
 ちゃつぼにおわれて、とっぴんしゃん
 ぬけたら、どんどこしょ
 たわらのネズミがこめくって、ちゅー
 ちゅーちゅーちゅー
 おっとさんが呼んでも
 おっかさんが呼んでも、行きっこなしよ
 井戸の周りでお茶碗かいたのだれだ』



諸説ありますが、この歌は「お茶壺道中」を風刺して作られたといわれております。


「お茶壺道中」とは徳川家康が飲むための緑茶が入った壺を運ぶ行列の事です。


ご存知の通り、その時の将軍の権威はとてつもなく高く、その将軍が口に入れるものですから、この茶壺が通るとあれば庶民は頭を上げることは許されませんでした。


そのため大名行列と同様に何をしていても、茶壷が通れば土下座をして、行列が過ぎるのを待たねばなりませんでした。


万が一、子供がその行列を横切ってしまったら容赦なく切られるわけですから、この風刺歌を利用して子供たちに教えこんでいたとの見方もあるようです。



『ずいずいずっころばし』を分かりやすい内容にするとこんなかんじだそうです。



『ごま味噌作ってたら、お茶壺道中が来た
だからとをぴしゃりと閉めた
子どもたち、お父さんが呼んでも、
お母さんが呼んでも出てきては駄目だよ』



いつの時代も親は子を思うのです。


















時が流れて変わるものもあれば、変わらないものもあるわけです。


子どもたちが成長して、生活スタイルが変わったって家族との時間はいつだって大切なものです。


いつでも家族は一緒です!


どんな時も!!


僕らは家族!!全部一緒だあ!!





ピンポーン。




、、、、、ん?


誰か来ました。


荷物が届いたようです。


大きな荷物が。


お嫁ちゃんが注文した洋服のようです。


箱を開けるとたくさん洋服が入ってます。


「私が先に出す!」


「私が先!」


「もう、ケンカしないの、順番に出したら良いでしょ」







ずいずいずっころばし、、、、。







「お母さんは何買ったの?」


「コート!」







ごまみそずい、、、、。






「私が欲しかったセーターだ」





ちゃつぼにおわれて、、、。






、、、、、。







ちゃつぼにおわれて、、、、。








どんどん出てくる洋服。


空の箱だけが残っております。


「あれ?僕のは??」







ちゃつぼにおわれて、、、、。







とっぴんしゃん。




扉の向こうではファションショーが行われています。

おしまい。