こんにちは!耕す太郎です。
暑かったり、寒かったり、、、そんな日々もようやく落ち着いて、やっと秋が来た感じです。
タイミングが合えば紅葉を見に行ったり、きのこ狩りしたり、秋刀魚を焼いたり、、、。
そんな秋に思いを馳せておりますが、我が家には一足先に秋がやってきました。
はい!どん!
これをずっと待っていたんです。
どきどき、どきどき、おさつどきっ!
そうです。
サツマイモのお菓子「おさつどきっ」です。
まさにそのままサツマイモなんです。
耕す太郎はとんだイモ野郎。
いいえ、違います。
イモ野郎は僕ではありません。
お嫁ちゃんです。
とんでもないイモ子ちゃんなんです。
はい!どん!
箱買いです。
サツマイモに目がないんです。
カフェの前でも、ケーキ屋さんの前でも、「サツマイモ」メニューが出てると立ち止まる。
スーパーの店頭で焼き芋焼いていたら立ち止まって胸いっぱい香りを吸い込んでおります。
そんなイモ子ちゃん最大のおすすめイモお菓子がこれなんです。
そして、このイモまみれのなか、お嫁ちゃんのお母さんが上京してきてくれました。
娘たち(9歳、5歳)も久しぶりのばあばとの再会に大喜び。
そしてお義母さんも大喜び!
そう!
「おさつどきっ」でも!
「なにこれ!美味しいなあ。今度またばあばが干し芋作ったら送るからね」
「わーーい!」
お義母さん、お嫁ちゃん、娘たち。
もう、イモまみれ。
そんなサツマイモですが、皆さんご存知の通り薩摩(現在の鹿児島)が由来です。
1600年ごろ中国から琉球(現在の沖縄)に入ってきて、その後、薩摩に伝わっていったようです。
では中国に来る前、サツマイモはどこで生まれたのでしょうか。
諸説ありますが、メキシコを中心とした熱帯アメリカで生まれたといわれております。
紀元前200年〜600年に作られたとされるサツマイモをかたどった土器もペルー北部で見つかっているんです。
15世紀頃になるとコロンブスがヨーロッパに持ち帰りましたが、涼し過ぎて気候が合わずほとんど作られませんでした。
その後、気候の暖かいアフリカや東南アジアなどに伝わり広く栽培されるようになり、日本にもやって来たのです。
世界を転々としてましたが、自分に適した土地を見つけて、そこで根を張り、たくさんの人を幸せにする「サツマイモ」になっていったんですね。
お嫁ちゃんの家は転勤族だったので、色々な土地に引越しをしていたのです。
そんな中でもとりわけ長く住んでいた土地があって、お嫁ちゃんの家族には思い出深い土地があります。
「元住吉」
お嫁ちゃんが子供の時に過ごしていた土地です。
お義母さんも思い入れが強い土地だったので、せっかく東京まで来たのでみんなで見に行こうってことになりました。
はい!到着です。
思い出の商店街。
思い出の公園。
学校。
幼稚園。
忘れていたことも思い出したようで、お嫁ちゃんもお母さんも楽しそうで良かったです。
そしていよいよ住んでいた家。
残念ながら取り壊されていて新しい家が建っておりました。
玄関前には少し錆びた自転車。
新しい生活が根付いてます。
「ねえ、もう帰りたい」
次女ちゃんが言いました。
「ごめんね、ばあば達ばっかり楽しんじゃって」
「さあ、帰ろうか」
お嫁ちゃんは次女ちゃんに言いました。
みんなで来た道を戻って、最初の商店街に出てきました。
「ねえ!お母さん!」
長女ちゃんが何かを見つけたようです。
「美味しそう!」
サツマイモのパンです。
パン屋に入って、山ほどお義母さんにパンを買ってもらいました。
おだんごも買って、
晩ご飯用の練り物も買いました。
日本酒が進みそう。
楽しみです。
商店街にはたくさんの人で溢れかえっております。
「さあ、帰ろうか」
みんなもそう言って帰るんだろうな。
おしまい。