オカヤドカリの水槽の湿度が直ぐ下がるので、その対策としてウェットシェルターを作成することにしました。
オカヤドカリはシェルターが大好きなので、その中だけでも湿度が高ければ快適かなぁ…と手作りすることに。今まで使っていたGEXカメの島はサイズもちょうど良く、出口が複数あり、ヤドカリが登りやすいなど機能的でお気に入りだったのですが、更新する日がやって来てしまいました。
市販のウェットシェルターは基本レオパなどの爬虫類を対象にしているため入口が狭く、またヤドカリが水受けに落ちてしまった場合出てこれないのではないか?とも危惧し今回は購入見送りに。
オカヤドカリ専用のウェットシェルターと水飲みプールが一緒になったものを作れたら良いなぁと思いオーブン粘土で自作するに至りました。
以下ヤコさんの公式サイトからコピペ
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日本で初めて、低温度(180度以下)の焼成で実用強度が得られる特殊陶土です。
加熱することにより繋ぎ材(ポリエチレン・コーンスターチ)が土の間に浸透し、強度を出します。
◎実用強度がある
◎扱い易い(練らずに使える。焼き上げ後の成形が可能)
◎本陶芸と同じ手法が使える。(ロクロも使える)
◎コート剤「Yu~」をぬることにより、食器としての使用が可能
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コート剤「Yu~」は今回使用しません。素焼きのまま使用します。
素焼きのままだと撥水性がなく、水がジワジワ染み込んでしまうのですが、今回作成するのはウェットシェルター。水が染み込んでくれて大歓迎です。
以下作業です。
子供と一緒にワチャワチャ作成。
粘土細工の要領でシェルターを作ります。
型崩れを起こさないように土台にタッパーと紙を使用。
一辺はスロープ状にしてヤドカリが登り降り出来る様にします。
屋根に水受けを作ります。
形が作れたら7日間放置して乾燥させます。
って乾燥1日目にして割れた!(ショックで写真撮り忘れました)
型を抜かなかったのがいけなかったみたいで、粘土が縮んで割れてしまいました…(当たり前)
霧吹きで水気を与えて捏ね直し、もう一度最初からです。
今度はキチンと型を抜いて乾燥させま…
…型が抜けない!乾燥してないから型に粘土が貼り付いたまま剥がれませんでした。
後で調べたら型をガーゼやラップ等で包まないといけないのだとか…
やっちゃダメなことを尽くやっております…
残念ながらもう一度最初から。
今度は型無しで適当に作ります。
うーん…
乾燥1日目。まだ割れてません。無事を祈ります。
5日間乾燥。
今度こそ割れずに乾きました。
カチカチに固まり、色は白色に変化しています。
オーブンレンジで100℃10分間加熱し余分な水分を飛ばします。
仕上げに170℃60分間熱します。
焼き上がったら完成です。
色は渋い黒茶色になりました。
うーん…
お洒落なシェルターに憧れます…
…とりあえず設置。
カルキ抜きした水を注ぎます。
無事ヤドカリさんが入ってくれました。
とりあえず注意事項としては、素焼きのシェルターは吸湿性が高いため、水を張らないで使用すると逆に湿度を下げてしまう点でしょうか。素焼きのシェルターの中に脱皮直後のオカヤドカリが入ると、水分を奪われ最悪干からびて死んでしまうのだとか。水は切らさないように注意です。
色々と初歩的な失敗の連続でしたが、何とか形有るものが作れました。
オカヤドカリ用のウェットシェルター兼水飲みプール、無骨ながらハンドメイドにて完成です。
オーブン陶土でのオリジナルシェルター製作、皆様も如何でしょうか。おすすめです。
~~~2022年2月19日追記~~~
速報。
シェルター割れる!
SHOCKだ!
設置から僅か1日…
水を注ぎ過ぎて水が垂れていた部分がパックリと裂けていました。
多分何とか今のところ水漏れは有りません。恐らく。
不幸中の幸いです…
(水を入れるのが)早すぎたんだ裂けてやがる…
皆さんもオーブンで焼いた後は焦らず1日くらい置いてから水を注ぎましょう。
因みにわたしの放熱時間は1時間です、そりゃ割れます…
~~~2022年2月19日追記その2~~~
水漏れ発生。
水が減っていたので継ぎ足したところ、ポタポタと割れ目から水漏れが発生しました…
割れ目も大きくなったみたいです。
大惨事です。
…
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防水ガムテープ。
…漏れは止まりました。
見た目もイケメン。