おはようございます、多賀です。
今日は僕がスタジオ勤務時代に先輩から何度も何度も言われ続けた、ライティングの基本についてお話しします。
当時、アシスタントだった僕は毎日のようにストロボのセッティングを任されていました。
最初は見よう見まねで光を当てていたんですが、ある日先輩に「多賀、光は当てるものじゃなくて回すものだ」と言われたんです。
この言葉の意味を理解するのに、正直かなり時間がかかりました。
でも数え切れないほどの撮影現場を経験する中で、徐々にその真意が分かってきたんです。
光を単純に被写体に向けて「当てる」だけでは、硬い印象の写真になってしまう。
大切なのは、光を空間全体に「回して」被写体を包み込むように照らすこと。
そうすることで、自然で立体感のある表現ができるようになります。
今でも現場でライティングを組む時、必ずこの基本に立ち返ります。
レフ板の角度一つ、ディフューザーの位置一つで、光の質は驚くほど変わる。
独立した今も、あの頃叩き込まれた基礎があるからこそ、どんな撮影環境 でも対応できていると実感しています。
技術は進化しても、基本は変わらない。それが写真の面白さだと思います。
今日も良い光と出会えますように。
多賀