当日になり、あいさんの地元の最寄りの駅まで車で行き、待っていた。
前回のコメダに行った距離よりも数キロ離れており、片道３０キロ強とまぁまぁ遠い
車から出て、改札口付近で待機していると、あいさんがやって来た。
夕方に待ち合わせているので、学生や帰宅客が多かったが、１度顔合わせしてるので、すぐに分かった
毎度の事だが、オレは相手が来る３０分前に現場に入るのが癖になっているので、無駄な時間を過ごす事が多い。
１０分前とか時間丁度とか、ギリギリセーフとか嫌う傾向にあるので、ヘタしたら１時間前に現場に着く事もある。
カズ「あいさん、どうも、クルマすぐそこに停めてあるんで行きましょうか
あいさん「タイミング良かったですね
改札口から出てすぐさま、待ち合わせの人間と出会い、クルマに移動する。ムダのない流れ
気が付いているだろうか
タイミング良かったですね!じゃなく、３０キロも離れた現場に３０分前に入って改札口で張ってれば、タイミング良く、気持ち良く、出会えますよ
（っと心の中でつぶやいた）
言うて、遥さんとのやり取りの後の病み上がりで、あいさんとマッチングしていた事もあり、序盤の精神テンションは落ち着いていた
好きでもないし、嫌いでもない、並行とした感情で冷静に相手を見ていた。
カズ「お店の場所、ナビに入れてあるんで一応、あいさん、分かる範囲でいいので、ナビおねがいします。
あいさん「分かりました。
駅から１５分程の場所にお店はあった。周りは、田んぼで田んぼに囲まれた立地にお店があった。騒音もなく静かだし、夜になると外灯もないので、真っ暗になる感じではあった。
平日に予約していたので、お客さんは、自分達とカウンターに数人、土地柄もあるだろうが、平日はガラガラで週末に満席になるパターンのお店だと思う。
内装もお洒落なイタリアンだったので良かった
コース料理が田舎の立地にしては、意外と高めだったので、あいさんにメニューを見せて、アラカルトにしてシェアして食べようと提案してみた
カズ「アラカルトで取り分けて、食べますか？アラカルトでコース仕立てにして選びましょうか？
あいさん「そうして、もらえるなら助かります。アラカルトでも大丈夫です。
あいさんに食べたい、メニューを聞き、店員さんに伝えた。
カズ「アンティパストが、白身魚のカルパッチョでブルスケッタを２人前、プリモがマルゲリータを２枚、ドルチェにパンナコッタ２つ下さい。
あいさん、ドリンクどうしますか？僕は、クルマなので飲めませんので、ウーロン茶にします。
あいさん「オレンジジュース下さい
と伝え、食べ足りなかったら追加する事とした。
カズ「お酒飲まないんですか？
あいさん「普段からあまり飲まないので
お酒は、あまり生活に入っていない人の様だ。
喋る事も特に考えて来なかったので、沈黙の場面がちょいちょい、あり余り盛り上がらなかった
あいさんも、ベラベラ喋るタイプではなく、話しも振って来ないので、間が空く事が多々あった
お互いに興味がないから話しが続かないんだろうな。
と思っていた。
料理が来て、どうするのか？見ていたら、取り分けるでもなく、何もやらなかったので、すぐさま、あいさんの分も料理を取り分け、ピザも切ってあげた
(自分で切れよ…とは思った)
カズ「あいさん、音楽とか何聴くんですか？
唐突に話しを振ってみた。
あいさん「EXILEとかが好きです。コンサートにも良く行くし、好きですね〜
カズ「EXILEですか？EXILEなら、昔聴いてましたよ。
とは言え、むちゃ詳しい訳ではなく、ちょっと聴いた程度ではあるが、話しの糸口が見えた気がした
カズ「オカザイルとか面白いですよね
あいさん「そのEXILEじゃないです
どのEXILEだよ？
三代目なんちゃらとかか？
あいさん「EXILE
SECONDのほうです
SECONDのほうですカズ「エグザイルセコンド？何それ
いや、知らないです〜。
その後、大して興味は、無かったが、エグザイルSECONDの話を聞き、どれだけスゴイかを説明してもらえました
この人達…です
勉強になりました。ありがとうございます
そして、エグザイル談議が終わり、会計へ…
1万２千円くらいだったが、財布を出す素振りもなく、
今回も、きっちり払いました
そして帰り道で、次いつ会うか聞かれたので、展開的には、終了するつもりでしたが、また次に会う予定を作りました
