平太と紀子の一騎打ち | 静岡県議会議員(沼津市)多家一彦のオフィシャルブログ

平太と紀子の一騎打ち

県知事選挙の只中です。平太と紀子の一騎打ちですが、政党選挙の色合いは薄く、わかりにくい構図です。

 

自民党静岡県連は、この知事選に並々ならぬ覚悟を決め、候補者擁立に昨年九月から躍起でした。候補者選定の過程で禁じ手である、民進党代議士にまで食指を動かし、まさに混乱状況の中、候補者の擁立はかないませんでした。

 

共産党は必ず候補者を出すといいながら、五月末に自主投票を決めました。公明党も相乗りする政党もなくやはり自主投票です。連合は川勝推薦です。

 

自民は何としてでも現知事に一矢を報いるべく、県連執行部はさまざまな知略の中で自主投票を決めました。

 

自民・共産の自主投票は、言葉の意味とは裏腹に溝口・川勝支持に分かれた自主投票です。候補者に対する好悪の差でその方向性を出したように思います。

 

公開討論会が三島・浜松・静岡で開催されました。二人の政策に余り相違はみられません。

 

平太はジャパニーズドリームの展開と発信を訴え、戦略1・スポーツの聖地づくりとスポーツ王国しずおかの復活 戦略2・世界水準の次世代産業の展開 戦略3・世界に開かれた観光・通商・外交の実践 戦略4・世界クラスの資源の発信 戦略5・すべての子どもを大切にする社会づくり。

 

紀子の政策は「静岡」のSにちなんで5つのSを掲げます。笑顔(スマイル)、セキュリティ(安全)スポーツ、サステナビリティ(持続可能性)ストラテジー(総合的施策)。少し具体性に欠けます。

 

文言の差こそあれ、さしたる政策の違いはないように思います。ともあれ次代の静岡の将来を託す選挙です。