いじめ防止条例制定に向け、パブリックコメントです | 静岡県議会議員(沼津市)多家一彦のオフィシャルブログ

いじめ防止条例制定に向け、パブリックコメントです

 陰湿な子供のいじめが続きます。

 

 国はいじめ防止対策推進法を作り、未然防止、早期発見の対策を打ち出しています。

 

 静岡県ではこの法律を受け、超党派による静岡県子供いじめ防止条例(案)を作り、社会総がかりでいじめの問題の克服に取り組みます。12月県議会で議員提案条例として制定する見込みです。

 

 いじめ防止条例の文案が整いましたので、パブリックコメントを県のホームページで求めています。

下記がその条例骨子です。

 

 『子供はかけがえのない存在であり、私たちはその一人一人の個性が尊重され、尊厳が守られる環境を築いていかなければなりません。

 

いじめは、現代社会においてはいつでもどこでも起こり得るものであり、世代を問わず誰もが被害者にも加害者にもなる可能性があります。

 

 しかし、いじめは、どのような理由があろうとも許されない行為です。

とりわけ、子供がいじめによって自らの命を絶つ悲しい事件が後を絶たず、深刻かつ重大な社会問題となっています。

 

 そこで、いじめを身近な問題と捉え、これを克服するため、明るい将来を夢見る子供がいじめに遭うことなく健やかに成長し、安心して生活できる環境を社会総がかりで整える必要があります。

 

 また、いじめを受けた側と、いじめを行った側の双方に、対処することの大切さを認識しながら、子供のいじめ防止に社会総がかりで取り組むことにより、県民のいじめ根絶の意識が高まり、誰もが互いを尊重し、ともに支え合う共生社会の実現につながります。

 

 このような考え方に立ち、ここに、子供のいじめ防止に関する基本理念等を、明らかにし、子供のいじめ防止のための対策を、総合的かつ効果的に推進するため、この条例を制定します。』

 

参考に供してください。ご意見等を賜れば幸いです。

 

*今月の雑感は文字色を変えてお届けしています