受験が終わり、部屋掃除をしていたので今回は参考書について述べたいと思います。

1,2年生のときは、学校の授業と参考書を
3年生のときは、東進と参考書を使用し、
浪人のときは、河合塾の授業や模試などにはすべて出て、残りの時間を参考書に充ててました。


1,2年生

学校から家までが比較的遠かったので、帰ってからはあまり勉強する時間がなかったものの、出された宿題、小テスト対策や数学をやっていました。定期考査1週間前は部活がオフになるので詰め込み勉強をしていました。この際、英数に重点を置きつつ、すべての教科を満遍なく勉強していました。

数学について、普段はフォーカスゴールドを使用し、定期考査前は教科書傍用のサクシードをやってました。

英語に関しては、電車のなかで英単語帳のターゲットを、2年生からは、学校の進度に合わせてスタディサプリの英文法とそれに対応する単元をブンテージでやっていました。








3年生

2年の冬から東進に入って、3年の夏までに、200コマを超える授業を消化しました。


以下、私が受講した講座の一覧です。

数学ぐんぐん基礎、応用...論理的な問題が多い(存在条件など)が、一橋では出題されてもそのような問題は1問ほどであり、それより整数、確率、図形などの実験して有り様を見る問題が多いので、この講座はあまりよくなかった。(もともと東大対策を意識して作られている?)今思えば、受験数学を取るべきであった。

ハイレベル世界史...世界史は難関大といっても教科書知識を落とさないことが重要であるが、この講座は、初学の私にとって世界史の流れがいまいち掴めなかったので、スタンダード世界史を取るべきだった。

安河内哲也の有名大突破...高校生になって英長文にあまり取り組んでいなかった私にとってはいい講座だった。

ストラテジー...解釈を行う講座で分かりやすかった。ただ、直前講習の英作文はいらなかった。
top level english...演習用の講座だが、授業の時間の割に得られるものが少なかったので、今となってみれば、この講座はとらないで、自分で演習をどんどん積んでいくべきだった。

高2ハイレベル現代文トレーニング...当時国語が苦手だったが、問題演習を積んでいくうちに苦手意識が消えた。

現代文記述.論述トレーニング...2次で人並みに得点できる力がついた。

ハイパー古文...国語が苦手だからとったが、今考えてみれば、コマ数が多いし、古文はある程度までは暗記なので、これは取らずに、文法の問題集と読解の参考書をじぶんでやった方がよかった。



浪人

河合塾一橋コースに所属して、私が受けた授業の一覧が、次の通りです。

英文法.語法T...簡単そうで意外と間違えてしまう良問ぞろい。かなり細かいところも扱う。

英語表現T…和文英訳を繰り返し行う。基礎シリーズでは英文を暗記させられる。このおかげで英作文が武器になった。

英文解釈(読解)T...和訳をひたすら行う。完成シリーズのものはかなり読みづらい英文が多かった。

英語長文総合演習T(一橋英語)...予習してきて、授業内で生徒が英文を音読し、答え合わせする。

Listening Comprehension...任意の授業であったが、リスニングが苦手だった私は受講した。簡単?もしくは授業の進行が遅いため、授業を切る生徒が多数いる。私はこの講座で英語の発音を覚えた。

数学1,2,3T(一橋数学)...はじめは簡単だなと感じたが、良問ぞろいで、河合のテキストがよいと言われる所以がわかった。間違えた問題、方針がじふんのと違った問題はなんども繰り返した。

総合世界史...授業後、授業を反芻し、週末に論述編の巻末を使ってアウトプットし、再び講義編に戻って用語を紙に書き、その際、重要語句に暗記ペンをひき、長期休みに暗記シートを使って繰り返した。

現代文...センター対策をする。

国公立現代文...二次対策をする。

古文...センター対策をする。基礎シリーズは文法をやる。

国公立古文...大問2で古文が出たときの対策を行うが、正直いらなかった。一橋で古文が出たとしてセンター古文をしっかり対策していれば得点源にならなくとも足は引っ張らないはずであり(相当な受験生でない限り、古文を2次のためにやっていないから)、古文に費やすなら英語の長文を読んだ方がよいと、終わってみて思った。

漢文演習...センター対策と文語文対策?

センター倫理.政治経済...講師のつくったプリントを何周かしたが、広く、浅く問われる試験の性質上、本番では、あまり得点できなかった。

センター物理基礎、化学基礎...授業を切る人が多かったが、私は現役でセンターを失敗したのに加え、一橋の理科基礎の得点の圧縮率は低いので、真面目に受けた。



次に、教科ごとに紹介します。

英語


上から

やっておきたい長文700(浪人決まってからの春)...演習量を増やしたくて使用。

東大英語リスニング(3年の受験直前期)...リスニングの演習を増やしたくて使用。

英頻(浪人の春から秋まで 5周)...ビンテージを完璧にしたと自負するも現役時の2次で文法で大量失点したことから、また、二浪はできないので私大対策もかねてやった。

透視図(浪人の夏 4周)...ポレポレをやっていたが、文構造を取れないこともごくたまにあったことと、現役時、和訳で点を落としてしまったことから取り組んだ。

ポレポレ(3年の秋冬 音読を何周も)...当時、切羽詰まっていたので頭の中で和訳して間違っていたところ、わからなかったところを確認して復習を重視するという方法をとってしまった。今っとなってみれば、腰を据えて、一文一文和訳を書くべきだった。

ビンテージ...上記の通り

入試英作文...学校で使っていたもの。直前期に和文英訳に取り組んだが、今となってみれば、学校の授業と平行して、正しい英文を暗記すべきだった。(実際、河合塾の基礎シリーズの英語表現がそうだった。)


数学



上から

合格る確率(浪人の秋 3周)...一橋頻出の確率の問題を網羅できるだけでなく、数学において、”現象そのものをあるがままに見る”ことが重要であることを私に教えてくれた参考書。

教科書だけでは足りない大学入試整数(浪人の秋 3周)...一橋頻出の単元である整数に不安があったのと、時間も限られていたので薄めの本書を使用した。

文系数学の良問プラチカ(高3の秋〜浪人生の夏 3周)...巷では、良著と称えられているが、個人的に、あまり数学力の伸びを感じられなかった。一人でも数学ができる人、他で数学を教わっている人のための”演習書”に向いている気がする。

フレキシブル(高3)...学校で配られたもので、定期考査前にやった。

Z会高2難関大数学(高2)...当時、塾に行けなかったので、親に頼んで10万円を払ってもらって、やった。
(ここで、10万、東進で、100万ほど、河合塾で、70万ほどかかったことは、親には感謝してもしきれません。)


書き疲れたので、世界史などは次回に、書くつもりです。


今回たくさんの参考書を紹介しましたが、浪人のときは、あくまで河合塾のテキストを中心に取り組んでいたので、そこは、お間違えなく。参考書はあくまで、弱点補強として使用していました。