次の日の天候を見ながら

 

 

 

 

 

何と言っても青森県の楽しみは

その名の通り青い森が広がる大自然。

 

 

 

旅の行先や目的によって、観光地近くで宿をとるのか、宿を一箇所に決めてそこを拠点に多方面へと足を伸ばすのが良いか、今回は特に迷うところです。

 

それ、旅で大事な選択。

さて、今回はどちらにするか・・・

 

 

以前のように天気予報を見ながら旅先で宿を決められると楽だったけれど、

近年はインバウンドで各地の宿も盛況のようで、

前日や数日前に宿を押さえるのは満室の可能性もあってもうそれは出来ない。

 

 

 

(今回の青森で赤色は必ず行きたかった所で、黒色は無計画に訪れた所)

 

三沢(1泊)種差海岸-本八戸(1泊)是川縄文館・浅虫温泉

青森(6泊)奥入瀬渓流散策・五所川原・金木・弘前・竜飛岬八甲田山酸ヶ湯温泉

     恐山霊場・三内丸山遺跡

 

行きたい所も、良い天候に恵まれないと台無しな所と、さほど天候に左右されず楽しめる場所がありますね。

 

 

結局、三沢と八戸以外は青森駅近くの中心地に連泊しながら、翌日の天気予報を見ながら行く場所を決めることにしました。

 

 

(青森駅前から伸びるしんまち商店街:駅方面)

 

 

 

(青森県の緑あふれる所に行った所に絞って書き留めたいと思います)

 

 

 

青森駅近くに宿を定めて、奥入瀬渓流に向かうのにJRパスで約3時間かかります。往復6時間、それをどう考えるかなんですが、何と言ってもここでの自然は天気のよい時に楽しみたい。背に腹は代えられない。

 

青森駅から途中、八甲田山、酸ヶ湯温泉など数箇所の温泉地にも停車しながら終点の十和田湖に向かいます。但し、路線バスでも本数がとても少ないので、通り道に当たる観光地でも一度に全て楽しむなんてことはちょっと難しいんです。

 

レンタカ-を借りれば色々回れて安あがりだと思うけど、お気楽に行きたい方なので、運転はしません(笑)

 

(青森駅からJRバスで、休憩を挟んで)

 

(ミズバショウが咲き始めてます)

 

運転手さん「右側に咲いてますよ~」って山道でバスを停車させてくれます。

「青森県一高い岩木山が見えてますね」っと、徐行してくれたり・・・。

ほんと兼ガイドさんのようです。安全運転とサービス満点の対応に大満足です(笑)

 

青森のイメージは青森県の名の通り青い森。

そんな新緑の国立公園の中を縫うようにバスは進みます。

 

 

 

バスを「石ケ戸」で降り、

渓流沿いの遊歩道を上流の十和田湖に向かって歩きます。

 

 

約9Kmの道のりを楽しみますが、石ケ戸付近の遊歩道は観光バスで降り立った大勢の人で一杯。付近の渓流の写真が目的のようです。

 

ものの1Kmも進むと徐々に人の気配がなくなり、せせらぎの音エゾハルゼミ(?)の声だけが響き、自然の音が戻ります。

 

 

マイナスイオンというものがあるなら、きっとここには溢れているんでしょうね。

 

 

落葉性ツツジが咲き、

 

 

新緑きらめく遊歩道、コケの種類が多いのでも有名なようです。

 

ル-ペのようなもので

岩にむしたを熱心に観察している女性グル-プを見かけます。

 

コンビニおにぎりを食べ休憩し、

新緑を楽しみながら歩いても3時間程度で十和田湖に到着しました。

 

1月に秋田県側から訪れて以来、

こんなに早く十和田湖に舞い戻ってくるとは思ってもいませんでした。

 

前回の何となく暗い湖と違い、明るい十和田湖が迎えてくれました(笑)

 

 

青森滞在中のこの日、

渓流沿いウォーキングには暖かくて結果的に一番適した日でした。

 

6月直前の青森県、こんなに寒い日が続くんだとは知らなかった。

駅前でトレーナ-を買って寒さをしのぎました(笑)

日本は広い・・・

 

ここまで来たなら、帰りのバスで酸ヶ湯や八甲田山に立ち寄りたいところでけど、それをすると青森市内に戻るバスがありません。

 

奥入瀬では強い風を感じませんでしたが、

今日は強風で八甲田山のロープウェイはいずれにしても運休中とのことです。

この時期、運休になる日が多いんだそうです。

 

 

 

それから3日後、

天候と八甲田山ロープウェイの運行を確認し改めて八甲田山へ向かいます。

青森駅から再びJRバスで・・・

 

(青森駅前バス亭)

 

(山頂公園駅)

 

八甲田山ロープウェイは欧米系の外国人で満員でした。

 

後から分かったことで、大きな客船が青森港に入港していたようです。

大型客船が入港できるように港の底を掘り下げたんだそうです。

 

 

 

山頂には自然研究路という散策路が設けられています。

 

 

普通は山の中を簡単には歩けないので、こういう道が設けられているのは有難い。

展望台があるだけじゃつまらない。

 

ただ、最近は熊のニュースも多くて・・・汗

 

(トドマツ(?))

 

冬の過酷な環境で生き抜いて来たから? 枝の向きが不自然に見えます。

 

冬場に全て雪に埋もれることで行ける山があるそうです。人が立ち入れないほど自然が深いんでしょうね!?

冬場に八甲田山でスキーのツアーガイドをしているお兄さんが教えてくれました。

 

 

(フキノトウ ・ スミレ)

 

山の上、5月の終わりの遅い春の訪れですね。​​​​

 

 

どこまでも青い森が広がります。

 

 

海の手前の街が青森市内、陸奥湾を挟んだ左が津軽半島で右が下北半島。

空に飛びたてそうな景色です(笑)

 

(湿原と八甲田連峰)

 

設けられたデッキに腰を下ろすと日常が吹っ飛んでいきますダッシュ

夏には花畑になってるんでしょうか・・・

 

最近はそんな言うほどの日常を送ってはいませんが(笑)

 

 

 

山を満喫し、近くの有名な酸ヶ湯温泉に移動します。

 

青森市内で蔦温泉が落ち着いていて絶対にいいよと薦められましたが、豪雪と千人風呂の映像で馴染深い酸ヶ湯を一度体感したいとここに決めました。

 

 

 

何せ1日3本のバスなので逃すと大変。

 

 

 

先のスキ-ツアーガイドのお兄さんが奇麗だと教えてくれた地獄沼。

 

酸ヶ湯温泉で場所を聞いたら、最近近くで熊が出たので「元気にいってらっしゃい」とは言えないと笑って場所を教えてくれました。

 

持参していた鈴をチリンチリンと振り回しながら・・・

 

 

地獄沼、手を浸けると温かくなかったけれど、温泉かな?神秘的な色です。

 

 

ヒバ千人風呂、バスに乗り遅れないように浸かってきました。

 

 

 

青森、自然豊かなよい所ですね~(笑)