平安の優雅な香りが漂います
正式名、加茂別雷神社(上賀茂神社)は双葉葵を身につけた葵祭で有名。
きょう、
そんな上賀茂神社の渉渓園で行われた第31回「賀茂曲水宴」を楽しんできました。
「曲水の宴」は京都の城南宮などで行われているのをテレビで見たことがある程度。
庭園を流れる小川の上流に盃を流し、その盃が自分の前に流れ着く前に歌を詠む。
そんな薄っぺら~いことしか知りません。
まさしく大河ドラマ「光る君へ」の世界。
加茂祭で第十六代斎王が詠んだ歌と、藤原道長が返した
「もらかづら 二葉ながらも君にかく
あふい(葵?)や神の ゆるしなるらむ」が詠まれます。
私にはちょっと難しいし、
薄っぺらな知識は観た後の今も薄っぺらなまんま(笑)です。
なので以下写真だけで紹介することにします。それと・・・
(気が向いた時にちょろちょろと書くブログ、そんな下書も自分の中の賞味期間切れでボツにすることもしょっちゅう。これも普段通り書いてるといつになることか分からないので、きょうはササっと)
昨年の斎王代
斎王代が当日の歌題「スミレ」を披露すると
5人の歌人は墨を擦り始め、筆をとります
盃が早く流れてくる上流に座る者が1番の上級者
衣装もさぞ豪華なんでしょうね。
童子2人が盃を乗せた小舟を誘導しています
盃を受け取り、注いでもらった酒を飲み干し
(和歌は詠めませんが、外でこの遊びいいですね)
上賀茂神社の葵が施された背中姿の向こうに優雅な音楽と時間が流れていきます。
貴族の華やかな遊びが垣間見えた数時間でした
初夏の陽気、斎王桜元気に咲いてました