もう調べません(笑)
先日、息子から「もっと大きなカップが欲しい」と。
理由を尋ねると"おかわり"するのが面倒だと・・・
いやいや、
「カップを作り直す方が面倒」などとは言わないけれど(笑)
色々な物を作る中で失敗したり、思うように出来ないことが多々あるので、そんな時にもお茶の香りで心を穏やかに保ちたくて、
作陶部屋に小っちゃな香炉を用意しました(笑)
(落ち着く香りです)
大きいカップって結局マグカップを作れってことでしょうね?
他に作りたいものがあるけど、催促されるのも何だし。
マグカップの定義、以前にも調べた記憶があるけど、どうせまた直ぐ忘れてしまうのでもう調べません。
どちらにしても飲み物を飲むのに大切なことでもないし・・・
普段、細やかなことはしないし出来ないけれど、
せっかく作るならと、自分では普段あまりしないことをしてみます。
失敗しても息子のだし(笑)
滅多に使わない下絵の具を使ってみます。
赤土なので白化粧を掛けて下絵の具で装飾してみました。
筆って難しい 手が震える(笑)
呉須、化粧を引っ掻いて書きやすいはずなのにはみ出します⤵
経験不足がカップに表現されていきます(笑)
筆の選び方や書く姿勢、手の固定の仕方、工夫や学びが必要なようです。
私のように苦手だから普段から手を出さない。
必要にかられてたまに手を出す程度だから失敗したり上達しない悪循環。
陶芸だけでなく、人生でこんなことは多いですね!?
小学校の科目、国語、算数、理科、社会、音楽、図工、体育・・・、
それぞれ得意とする人と不得意な人では、歳を重ねるにつれて益々能力の差が広がります。
今回は息子のリクエストに応え、普段作るカップより少し大きく。
大きさがこれで良いのか分からないけど、一応息子と彼女の分が出来ました。
左のカップの図柄は鳥が庭に糞と共に種を落とし、勝手に生えるツタ性の植物を逆さ向けに。
右のカップは自宅に植えたツリバナやマユミの木をイメージしてみました。
いつも作るカップよりは大きいでしょ。
(右がいつも作る大きさ)
結果はともかく、
やってみるとちょっと毛色の違うものを作るのも楽しいもんですね(笑)
カップの呼び名は知らないままなので、
「ちょっと大き目のカップ作ったで」って渡しておきましょう(笑)
大阪の家に戻ると、庭のサンシュユの花が色褪せ、
(ツグミでしょうか)
代わりに金子玄海ツツジが咲き始めていました。
(殺風景な部屋にも春が)
こんどカップを作る時は、書いたことのない花を描いてみましょうかね