スモ-クサーモン

 

 

いつものサーモンを仕入れて、

いつものようにスモークサーモンづくりを楽しみます。

毎冬欠かすことの無い、趣味と言うより一人きりの恒例行事ウインク

 

 

そのアトランティクサーモン、今年12月は100gが578円。一昨年から値上げが続いていますあせるたまたま控えていた今年1月の値は448円だったので、ほぼ3割近くも値上がって⤴いますね⤵ 

 

一昨年と比べるともっともやもや

 

ウクライナ侵攻の影響でロシア上空、今度はイスラエルのガザ侵攻で紅海の貨物船の運行が懸念されてます。一時より少しは円高に振れましたが、それに関わらず来年も値上げが続く年になるんでしょうか⤵

 

(半身を背と腹に切り分け、更に計6切れに)

 

燻そうとする日は自分の予定が入ってないか、そして雨が降らないか、最高気温が高くならないか、天気予報を参考に逆算して仕込み始めます。

 

 

今回は一緒に買い物に行った友人に頼まれて、私の家の分としっかり分けて漬け込みます。

 

 

お裾分するけならサーモンを区別する必要はないけれど、

グラム売りの半身を購入した物を私が預かったので、しっかりと別管理します(笑)

 

(塩抜きも全て別管理)

 

 

ざっくり水気を拭き取って

 

時間をかけ、しっかり脱水

 

今回は比較的安価なトラウトサーモンも買って、食べ比べしてみようと仕込んでみます。因みにトラウトサーモンの単価は330円/100gで約4割強も安く手に入ります。

 

更に売れ残りが大幅割引だったので(笑)、お試しにはちょうど。美味しくできればこれに越したことはありません。

(お金の話、多いよね)

 

(色も脂の乗りも全く違います)

 

小さな子供達が大好きなサーモンのお寿司。好みもあるけど、寿司ネタならどちらが美味しいかは一目瞭然。

 

トラウトサーモンのこの色、財布に優しい寿司屋さんで見かけることがありますね。アトランティクサーモンの方はトロサ-モンなんて受けの良さそうな名前をつけられているようです。

 

でも燻製なら淡泊なサーモンも美味しく仕上がるはず・・・。スモークサーモンとして売られている中にもこの種類を見かけます。ケッバ-とレモンを添えれば、自分のお酒のお供には十分でしょう!? 

 

 

因みに、そのトラウトサーモンは鮭じゃなくて海育ちのニジマス

 

生まれた川を下り、エサが豊富な大海原に出たマスは大きくなり、川に留まるマスは餌が少なく大きくなれないようです。生態を紹介する映像をテレビで見たことがありますが、まるで大人と幼稚園児。

 

 

 

さて、きょうは雪が散らつく荒れ気味のお天気。

この日の外気は5度程度? 体感はもっと。寒いのは嫌だけど、サーモンを作るのには最適(笑) 

 

・・・あせる この段階で気づくとは何とも情けない・・・ 

今回はトラウトサーモンを余分に燻すので、いつもの場所に全て乗り切れないNG 

 (計3.2kg)

 

 

苦肉の策気づきで、

 

タコ糸でサーモンを吊るすことも考えましたが、身が切れそうなので仕方なくスモーカ-の木ネジを少し緩め、そのネジ頭に家にあった紐を結んでその上に乗っけます気づき

 

今回は2回に分けて燻す時間がないので、まさしく綱渡り。

切れるなよお願い

 

(下のアルミはベーコン用の油受け)

 

紐切れでの落下を考え、お安い方をそこに。

 

 

いつもの場所の網にはちょうどアトランティック1匹分(12切れ)が乗っかります。

 

(手前と向こうで自宅用と預かり分を区別)

 

暖かくなったら、もう1~2段網を置けるよう改良しましょう。

たくさん作る時や、チ-ズや醤油も一緒に同じ煙をまとわせられれば効率的です。

 

 

(桜ウッド)

 

桜がベストなのかどうかは? 

 

ただ、「ナラ」や「クルミ」など種類があると言われても好みもあるし、どの香りがどうなのか全く想像がつかないので、最初に使って無難だった桜に火をつけて、スモーカ-の最下段の網の上へ。

 

 

年末行事の庭木の剪定も数日かけて済ませたし、迷っていた孫たちのXmasプレゼントもネット注文を今朝済ませたし、燻製中はのんびり映画タイム。

 

たまぁにスモーカ-に目をやると、きょうの雪混じりの強風で煙が右に左に大暴れ。

 

(ありがたや、部屋は暖か)

 

色も最悪のコ-ヒ-カップ、「よくこんなのを焼成に出したもんだ」

今はそう思うけど、今もボツにすることもなくずっと愛用していますてへぺろ

 

陶芸を始めた教室でのつこつ続きの電動ろくろで、好きな形に初めて挽けたのがこのカップ。素焼きがあがって来た時、嬉しかった。

 

ただ、下手な絵付けの最中にちょっとよそ見をしたら、ちょこちょこと筆が器に当たっていたようで大失敗に終わりました⤵

 

 

さてさて、こっちはしっかりミスなしで出来上がりました。のんびり時間はひとまずおしまい。

 

(赤いおぼんは預かり物)

 

 

出来上がりを食べたいのは辛抱し、保存できるようにしておきます。

 

 

 

翌日、クリスマスを前に、角が取れ味が馴染んだのをチョットだけ切って食べ比べナイフとフォークてみました(笑) 卑しい~

 

 

少し厚い目に切った脂身のないトラウトサーモンは、存在感があって食感好きかも。

 

脂の乗りの良いのと淡泊なサーモン・・・どちらもイケます。それほど比べるようなものでもないようなも気もします。スモークという意味ではトラウトサーモンの方が燻製らしく仕上がってるのかな?

 

 

 

昨年、美味しいと言って下さったご夫婦に、今年も少しだけお裾分けしました。そのお返しにこんな面白いワインを(笑) お正月に息子達と一緒に楽しめそうウインク

(太閤夢露ワイン:大阪府柏原市)

 

 

 

食べることだけじゃなく、作ることも同じくらい楽しんでます。

来年も楽しみたいですね(笑)