早速使ってみます(笑)
オイル焼やすき焼きをイメージして陶板(鍋)を作ってみました。
耐熱土の白と赤土で1つずつ鍋を作っ(てしまっ)たので、結果、大阪と京都で一つずつ使う予定です。
・・・とは言うものの、最近こういうものを食べる機会はグ~~ンと減ってるんです。
(耐熱白土で)
以前から使っている鉄のすき鍋の形に似せた白土のシンプルな鍋を先日ようやく仕上げました。
確か、春頃(?)には成形を終えていたのに、窯詰めのスペ-ス的なことや、諸々の事情でつい最近まで素焼きもせずに放たらかしでした。年々こういうものを使う頻度が減ってきたのが1番の理由かも知れません。
それなのに・・・、その素焼きも終えない内に、茶香炉を作るのに買った赤い耐熱土で再び同じようなものを作ってしまいました。
同じ用途の鉄のすき鍋もあるのに、陶芸を趣味にするとどうしても色々と作ってみたくなるんです(笑)
ただ、作った食器が増えてくるのは問題
貰い手に喜んでもらえるレベルを早く作れるようにならないと、我が家の食器収納問題が私の数少ない趣味の道を閉ざしかねません
(耐熱赤土で)
すき焼きにもいいけど、丸みのあるこれは俗にいう冬の鍋料理にも良さそう。出汁に浮かぶ朱色のニンジンや緑の野菜、焦げ目のついた白い丸餅なんかも濃い茶色の鍋に映えそうだ(笑)
どちらも出来上がりサイズが26cmとすき鍋としてはやや小さ目だけど、今の家族構成からすればこれでちょうど!なのかな?
水コンロや茶香炉やすり鉢を作った時のように、こういう類を作ると早く試してみたくなります。
全体的に脂身部分が多いからでしょう、安く売られていた私が好きな大ぶりのラムチョップをたまたま見かけて衝動買い(笑) そうだ、これに陶板鍋使ってみよう
動物性の脂の中にあって、嘘か誠か「羊肉は体に良い」と耳にします。
自分に都合の良いことや、自分が望むことに寄添った言葉は耳触りが良くて(笑) 曖昧で確信の持てない言葉にさえ耳を傾けがち(困)
それでも、この時は血液検査直前。料理はしても私は食べない
しんぼう、辛抱
重たいのを承知で、鍋底を分厚く2cm近くにしてあります。ただでさえ鉄に比べて熱伝導が良くないのでなかなか鍋が熱くなりません。肉を入れてジュ~~♪というタイミングを外してしまいました。
陶器の特性、熱し難く冷め難い(笑)
塩コショウした肉の厚さもそれなりにあるのでフライパン用の蓋をし、赤ワインで蒸し焼きにしてミディアムに火を通します。と言いながらも、いつものフライパンとは違うので火の通し方に自信が持てません。思うより早そうかな!?
(蓋も作りたくなりますが、収納問題・・)
仕上げに茹でたジャガイモを加えて焼目を、同じくサッと下茹でたホウレン草も塩コショウで軽くソテ-し、下味を付けて焼き上げた羊肉はシンプルに醤油で仕上げ。
こうして陶板の鍋として難のない使い勝手で出来栄えに満足
テ-ブルに運んでもいつまでもジュ-♪ジュ-♩
それを食べた猫舌の息子には、とても迷惑な陶板だったようです(笑)
私、ラムチョップを辛抱した甲斐もあり、後日の血液検査の結果に気を良くし、大阪に持ち帰った鍋の方を試してみます。これは底厚1センチ程度。
久しぶりに食卓にガスコンロを出して、
鍋を試すというよりは、ここぞとばかりに高カロリ-を摂取したかった!?
作陶したどちらの鍋の使用感も満足、でも、
甘辛い九条ネギのシャキシャキ食感の方が、私の満足感をより満たしてくれたようです(笑)
陶芸って作って使って(食べて)、ホントおもしろい(笑)