楽しく♪作りましょ![OK](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/119.png)
先日、次男が休みを利用して京都の家に2泊で遊びに来ました。
孫逹もかわいいけど、年を食って来た自分の息子も同じく(笑)
なので、「よし!」たまには「好きなごはんでも作ってやろう」と奮起
その次男、食べる好みが3人の息子の中では少し異なります。小・中学生の頃、甘いチキン南蛮(鳥フライに甘酢とタルタルソ-スがかかったもの)が大好物。鳥屋に行ったら私たちと違って、串焼きよりまずはそれから(笑)
このチキン南蛮、私は好きでも嫌いでもなく好んでは食べない。そして作るのが「面倒」だと思うno.1料理。
当時、誕生日などに「作って」と頼まれても「それ勘弁して」って。そんな会話を何度か繰り返した。あれから10数年・・・。何故かそんなことを思い出してきょうは奮起してみます(笑)
何が面倒って、地味に手間のかかるソ-スを作り、それから肉に衣をつけて揚げるなんて・・・、それでいて一品。
どんなことでもそうだけど"面倒"だと思うとろくなことが無い。手間はかかるけれど、その面倒臭さは心の奥底に封印し、その手間を楽しもうとしてみます。
タルタルソ-スって細かく刻むものが多いんですよね。地味なこういう工程が大事なんだけど結構面倒・・・。
パセリは軸を外して葉を細かい微塵切りにし、水を含ませてキッチンペ-パ-で絞っておきます。若いパセリなら水洗いだけで。
曲がったピクルスって、真っすぐなのと比べて細かくし難い。人もひねくれると扱いにくいようで(笑) ・・・ だれ?
タマネギも粗微塵にして水に晒し、硬ゆでした卵も刻んで一緒に合わせます。ここまで来るとソ-スが出来あがったようなもの。(地味な工程に時間かかりますね~)
そんな時、ふと不安が頭をよぎります・・・
そう、次男はもう大人。今も変わらずにチキン南蛮好きか?
もうこの段階ともなれば、それは横に置いてしっかりソ-スを仕上げます。
マヨネ-ズ(市販)と共に、さりげない甘さとコクが出るようにハチミツを入れつつ、レモンの酸味を加えて味をしめます。この2つのバランスが出来を左右するので味を確かめながらの微調整。
パセリも入れ過ぎ、足らずがないように加え、ひとまずソ-スの完成(笑) 卵6個でそれなりの量のタルタルソ-スが出来上がりました。
さて、鳥は安価な胸肉で。ジュ-シ-なモモ肉では油を吸った衣とで脂っこくなりすぎます。今回はかじれる程度の一口大にはせず、胸肉を半分に開いたまんま衣をつけてカツレツ状に揚げ焼きします。
京都の家には油を返すオイルポットがないので揚げ物はしません。
胸肉を開いて広げたので、30cm程度のフライパンでは1枚しか焼けません。
同時に2つのフライパンで焼きますが、いろいろ刻むのに夢中で米を炊くの忘れてました⤵
米を炊く土鍋がコンロの一つを占拠してしまったので、段取り悪く私の分は後回し。
その前に面倒な衣をまとわせるわけですが、便利なこれを使います。
鶏肉に下味をつけたら小麦粉もつけず、卵もくぐらせず、このパン粉をしっかり付けるだけです。パッケ-ジに偽りなし。私の味覚では味が劣るわけでもないし、片付けを含めて随分楽になりました。これ優れもの(笑)
きれいな焼目に仕上がりましたよ。
(奥さんの分は小ぶりに)
ボールに作ったソ-スとは別に、そのまま食卓に出しましたが、2人ともソ-スを見事なほど下品に盛って(笑)食べてます。
息子の味覚は子供時代から進化を遂げていなかったようで(笑)、後から焼いた私のカツレツの半分を「ちょうだい」って、タルタルソースを何度もお皿に追加し、作ったソースを2人でほぼ食べきってしまいました。
相当のカロリ-オーバ-だけど、若いしまぁ大丈夫でしょう!?
片やソ-スを作った私はタルタル要らない派(笑)
デミソ-スとフレッシュなハラペ-ニョでいただきます。先のパン粉と市販のソ-スだけなので、むっちゃくちゃ簡単、そして安上がり。(これならいつでも作るのに!)
(半分になって年齢的に良かった)
私の皿も好きなハラペ-ニョを下品に乗っけてます。
それなりに手間のかかったチキン南蛮。
それを「美味しい」と喜んでくれれば、 「そんな手間ぐらい!」と言うべきところなんでしょうけど、やっぱり・・・!?(笑)