茶碗4兄弟

 

台風の進路も気にかかりますが、暑い日が続きます。

 

電気窯ですが室内で本焼きすると、部屋がとんでもない熱さになるので躊躇してしまいます。とは言うものの、頼まれたものは仕上がらず、同時に素焼きの器が溜まる一方。

 

先日、意を決して本焼きを。

 

作った全てが入るような大きな窯ではないので一度に焼けなくて、二度連続で焼くことにアセアセ 

 

窯の温度が上がってくるとク-ラ-では追いつかない。こうなると、もう少しだけやりたい事があっても部屋を後にせざるを得ません。

 

 

窯出しした作品、そんな中で息子に頼まれた茶碗も無事に出来あがりました。普段から私の気に入ってるお茶碗で、自宅やお客様用で使っているものと全く同じものにしています。

 

・・・、

と言うか、単にアイディアが乏しいワンパタ-ン?

 

(外側は光沢の少ない黒色)

 

 

(内側は焦げ茶色)

 

この茶碗にご飯をよそうと・・・

(過去写真)

 

写真、ちょっとピント甘いけど、白米がよく似合って美味しそうに見えませんか?

 

 

 

思い通り仕上がった飯碗は、食器棚に3つ子のように仲良く収まりそうです。ただ、本当は4つ重なってるはずだったんです・・・

 

以前にも書きましたが、

削りの工程で4つの内の1つを吹っ飛ばしてしまい、口を傷つけてしまったんです。

 

修理、修正を施しましたが、当然一つだけ形が大きく変わってしまいました。

 

 

修正したこの形では飯碗として務まりません。

同じ時に生まれた4人兄弟ですが、こうして独り違う道を歩むことに。

 

 

 

 

小鉢になるか迷ったこの器、抹茶碗に生まれ変わることに(笑)

 

 

形悪くない!抹茶の緑も映えてる!

 

飯碗も抹茶碗も満足な仕上がりになってよかった良かったウインク

 

 

こうして結果は良い方に転んだけど、

もうちょっと、一つ一つ慎重に進めなくてはね。