お茶を楽しめるんやったら

 

それでええやん⤴ 

 

飯碗と抹茶碗て、どこか違いが無ければダメなんでしょうかね?

 

 

(絵も練習します⤵)

 

 

こんなレベルなのでつい先日、楽美術館に茶碗を観に行って来ました。

知識が乏しいので少しでも補っていかないと、と思い。

 

 

きっかけは家内が習うお茶。

昨年のいつごろだったか? コロナ渦の関係もあって「可能なら"my茶碗"を持参するのが望ましいんだ」と話します。 (要約すれば:「作って!」)

 

(お抹茶の色が映えそうでしょ!?)

 

取りあえず申し訳なさげな茶だまり

茶だまりって必ず要るの?要るならどんな大きさ?

 

そんな知識も無い私によくお茶碗を頼んだよな(笑)とも思いましたが、多分、買うよりゼロ円で入手するコスパ優先策でしょう。小遣い節約の意図ありありです!?

 

その真相はともかく、

それをきっかけに自称抹茶碗を作り始めたのです。

 

当初、作るにあたっての要望は特になく、抹茶碗なら「どんなものでも良い」とのことだったのですが問題は私。その抹茶碗が何たるかを全く知らないのですから(笑) 

 

見様見真似で作り始めても、本物がどんなものか気になって仕方ありません。

 

 

 

そうこうして作り始めた茶碗でしたが、

昨年12月にはクリスマスイベントがあるから、

「らしからぬものが良い」と・・・

 

こんな茶碗ってあり?

 

 

年が明けて次の教室では、お茶が冷めにくい筒茶碗でお茶を点てるからと・・・、

 

 

(市販されているサイズを参考にして作る筒茶碗)

 

 

 

 

さて、梅雨明けで暑い夏を迎えたら、

次は口が広く浅い目の夏茶碗を使いたいと・・・。

 

「どんなものでも良い」という当初の発言はすっかり消え失せてます。

 

 

粘土いじりが楽しいので作るのは良いけれど、

筒茶碗の時もそうだったように、夏茶碗て何?って所からのスタート。

 

要するに筒茶碗の反対で、口が広く浅めでお茶が冷めやすい茶碗ですね?

 

利休さんのお墓があり、三千家の菩提寺でもある大徳寺塔頭聚光院でのお茶会に参加した時を最後に、私、あの堅苦しさと足の痺れを避けるように、どの茶室にも近づいてません(笑) 

 

そんな中で、良い茶碗の形状などをしっかり見たり触ったり、ましてや意識して使う機会が無いので、私の経験値は作る時の参考にはならないのです。

 

 

それではということで、

 

 

先日、京都の家を自転車で出発し、一条堀川近くにある楽美術館へ本物を求めて行ってみました。

 

歩いたり自転車の移動だと、車やバスの移動では見えない景色やお店が目に留まります。名所も狭い地域に点在しているので、「京都は歩いてまわれ」と言われる所以かもしれません。それはそうと、

 

 

楽美術館、ここもうっかりすると見落すような落ち着いた佇まい。

 

 

ここには初代長次郎から、16代目の吉左衛門までの作品が並びます。

 

もしかして、楽焼きは入場券の写真にあるような碗ばかりなのかもしれないと思いながら訪れましたが、2点ほど口が広く浅い「平茶碗」が展示されていました。

 

うん? 平茶碗は 夏茶碗とは別物? また疑問が増えた(笑)

 

 

何代目さんかの作品の中に、歴代の中では異色で奇抜というか斬新な色使いをしているものもあります。

 

なので抹茶碗て、形式に捉われずに作ってもよいのかな?と、都合のよい私の勝手な解釈をして美術館を後にします(笑)

 

 

この美術館には以前に一度訪れたことがありましたが、その時は陶芸を始めていない時で、恐らく滞在時間も今回より随分と短かったと思います。ただ、今回鑑賞して残念に思ったのは、茶碗の中が見え難かったこと。

 

斜めに鏡を設置して内側を写すとか、展示品をもう少し低くしてもらえると見やすいんですけどね。それでも一点一点じっくり観ることができてほんと良かった(笑)

 

 

 

楽美術館から少し北に足を伸ばし、茶道資料館も訪ねてみました。

 

 

きょうは美術館などを巡り、目から色々と吸収したはず(?)の一日となりました。

 

 

その後、

裏千家の今日庵、表千家の不審庵が並ぶ静かな通りを抜けた所で・・・

 

 

一休みベル

 

 

きょうはお茶つながりで、

 

 

(締めくくりは口からお茶を吸収)

 

ほんの少しの知識と共に、失われた水分とエネルギ-を十分に補いました(笑)

 

 

手探りで、

まだまだ自称ですが抹茶碗作り続けてみますよ。

早く「自称」がとれますように。