初めて聞いて、見て、食べた

 

 

 時間をつぶしに軽く飲もうと入ったお店。知ってる人も多いでしょうが、私はこの年になって初めて"ナチョス"ってものに出会いました。

 

そして自分の口に合ったので、忘れないうちに自宅で作ってみることに(笑)

 

 

 

 

 

 

タマネギ、ニンニク、フレッシュなハラペ-ニョとその他材料、病院の定期血液検査の帰り道、ここぞとばかりに買い揃えたカロリ-の高そうなチップスとチーズ、それとビーンズ。家にある使えそうなものは全て引っ張り出して料理を始めます。

 

この日は寒かった。だから暖かな部屋にある食卓テーブルでタマネギなどを刻みました。台所にもエアコンがありますが、調子が今一つで室外機の音が大きくお隣の迷惑になりそうなので使用を控えてます。

 

節電を兼ねてビニ-ルの養生シ-トを食卓と台所の間に吊るしてみたら嘘のように食卓が暖かい!(笑) もっと早くにすべきでした。

 

見た目より実用的

 

食べて想像のつく料理は、人様のレシピや料理本を見てしまうと、材料や調味料の計量に神経質になって堅苦しい調理になるのでいつもは何も見ません。自由気ままに作りたい。

 

 

さすがにフライパンは寒い台所で(笑) ニンニク(5~6片)とハラペ-ニョ(3本)をオイルでゆっくり火を入れ、後から牛ミンチ(250g位)を加えて強火に。

 

 

ある程度炒まったら安い赤ワイン適量(適当)。あ~、飲む分減る⤵

 

新タマネギ1玉と旨味が凝縮されたトマトペーストで甘みとコクを。

 

この料理で絶対外せないレッドキドニ-ビーンズを投入。要するに赤いお豆さんね。

缶を開ける時、プルタブの持ち手がポッキリ取れてしまって焦りました。家に缶切りあった? 最近、家で缶切りや栓抜きを使うシ-ンが減りましたからね。

 

ビ-ンズ、汁ごとドバッっと1缶。

もう1缶買っておけばよかった。もっと多い方がよさそう。

 

作る前は味を見ながらと思ってたけど・・・、

 

サルサソ-ス1瓶ドバッ、冷蔵庫に眠っていたタコスソ-ス1瓶もドバッ、デミグラスソ-ス小袋、黒コショウ、コンソメ2個をお湯で溶いたものを全てフライパンに。

 

後は焦がさないように煮詰めて水分を飛ばせば美味しいはず。

強火

 

グツグツグツ

 

グツグツ

 

 

中火に落してまぜませグツグツ

 

火を弱めまぜまぜ

汁気がほぼ無くなりました(笑)

 

自分流のキ-マカレ-を作る時と同じ方法で作ってみましたが、うん、味もグッ

 

 

基本はあると思うけど、材料に何を使うか、その分量も自由で作るのも簡単。ナチョスってそれでも絶対に美味しくなる料理かな。とても大雑把な料理だと思いますね。

言い方が変? そう、大雑把な私でも美味しくできてしまう料理です。

 

さて、いよいよ仕上げ。

トルティ-ヤチップス

 

袋を開けるとチップスが皿に乗らず私の口に入って来ます。

 

ビア小町さんで撮った写真と食べた感じを参考に、温めておいた器の底にチップスを敷き詰め、その上にいま出来上がった熱々のチリコンカ-ンのような豆料理を盛り、その周りにもチップスを並べ囲います。

 

その上から、冷たいままの缶詰のカットトマトとチーズを乗せ、

 

バ-ナ-でチ-ズに焼き目を

 

最後に酢漬けのハラペ-ニョを乗せたら出来上がり(笑)

 

チップに乗せて

 

いただきますお願い

 

手でパクっと口に放り込めば色々な食感と甘みや酸味、熱さと冷たさ、そしてハラペ-ニョの香りや辛みが口の中に広がります。

生ビール赤ワインにも合うし、もてなしレパ-トリ-が1つ増えました(笑)

 

もう少し辛みと酸味が欲しい場合はタバスコや酢漬けのハラペ-ニョを。辛みだけが欲しければフレッシュなハラペ-ニョや一味、黒胡椒などのお好みを振りかけて。水に晒さない粗みじんにした新タマネギなんかも合いそうです。

 

美味しかったごちそうさまお願い

 

 

次の血液検査はまだまだ先、気にせずに自由に食べられるって幸せだぁウインク

 

 

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話は後先逆ですが、ナチョスづくりのきっかけとなった"ひょっとこ踊り"にご興味があればお読みください(笑)

 

 

ナチョスに出会ったのは、節分祭に7時から奉納される"ひょっとこ踊り"を観に秀吉公がご利益に満足されたことに因んで名づけられた満足稲荷神社に行った時のことです。

 

出会ったってドラマチックな表現してますが、単に、初めての料理を食べたということです。

 

開始時間まで1時間ちょっとあるので、一緒した2人は社務所でふるまわれる善哉を。私は神社近く、京都古川町商店街の通路から店内がよく見える「ビア小町」のカウンタ-へ。爺さんは山へ、婆さんは川にの別行動と同じ。

 

飛び込んだのは初めてのお店ですが、メニュ-にあったナチョスの文字に目がとまり、店員の方に「ナチョスって・・・」と料理内容を尋ねました。

 

煮込んだスパイシ-な豆料理を トルティ-ヤチップスで食べるのだと。何かチーズの盛り合わせにクラッカ-が添えられた軽いお皿をイメージしました。

 

専門店じゃないけれどメキシコ料理なんですね。私、タコスやこの類の料理はかなり好きです。そして、出てきたのがこれ。見てもやっぱり知らなかった(笑)

 

 

普段、外食時の料理写真はほとんど撮らないけれど、初対面なのでパチリ。

 

「ビア小町」さんのナチョス。

 

ひょっとこ踊りの後のことを考えて軽く飲むつもりだったのに・・・、

 

このボリュ-ムはちょっと予想外。これだとあと何杯ビールを飲むことになるのかちょっと心配?になります。数日後の血液検査で医者に叱られる。これなら善哉の方が絶対に脂質やカロリ-低かったなぁと(笑)

 

そんな事を思っていると、偶然にもタンパク質や栄養を勉強しているという大学生の店員さんが厨房から話しかけてくれました。一人なので寂しそうに見えた(笑)

 

若いのに落着きがあって心地のよい接客だったので、もう少しゆっくり飲んでいたかったけれどそうも行きません(笑) 

 

 

時間ギリギリに境内に戻ると結構な人出。

お囃子にのって

 

京都、昔も今も色々な縁があってある程度の場所は知っているつもりでしたが、正直、満足稲荷神社は聞くのも初めて、踊りを見るのも初めてで、その日は神社を良く知る京都の方に連れて来てもらいました。

 

ひょっとこ踊り、楽しい(笑)

 

節分祭・節分会(え)。壬生寺は壬生狂言「節分」(有名な炮烙割・ほうらくわり)が公開されたり、吉田神社や聖護院、松尾大社などは確か鬼が登場し行事が進みます。その他、京都市内の色々な所で節分の行事が行われています。

 

愛嬌のあるおかめさん、すっとぼけた顔のひょとこさん

 

彼らにお別れして2度目の食事に・・・

 

 

 

節分祭のひょっとこ踊りも、

ビールのお供に頼んだナチョスも、どちらもこの日がはじめての体験でした。

 

 

お読みいただいてありがとうございました。