好きじゃない

 

 

いっべんに涼しくなりました。初秋を通り越して晩秋という感じですね。

 

 

四季の中で秋が一番好きです。皆さんも色々なことで季節を感じてられていると思います。味覚だったり、草花の変化だったり、空の雲だったり・・・。

 

 

それにしても今年のサンマは高くて脂乗りの悪いのが多いです! 自宅でもそうでしたが、魚料理のお店のご主人も「勧めない」位の細さです!

 

里山の秋

 

私が一番に秋の到来を感じるのが、お風呂上りに肌寒いと初めて感じる時です。そして、年齢なりに淋しくなり始めた頭髪に櫛を入れると抜け毛が少々目立つこと(笑)。木々のように春に芽を吹くのなら良いのですが・・・

 

 

仕事をやめて趣味として始めた一つが陶芸。陶芸教室はものの一年足らずで行かなくなり、その後は色々な方の考え方を読んだり、動画を参考に少しずつ学ばせてもらっています。そんな中、大の苦手が釉掛けです。期待を込めて窯の蓋を開けて落胆することもしばしば。

 

 

成形すること、削ることは大好き。そんなことなので、どうしても素焼きが溜まる傾向に。溜まると苦手な釉掛けが余計に億劫。夏休みの宿題じゃあるまいし、釉掛けも楽しく、ワクワクしながら進めたい!

 

技能や知識のこととは別に苦手な釉掛け要因を考えてみると、釉薬をそれなりに揃えようとすると高価になってしまうのと、手狭な部屋に置くことが前提なので、場所をとらないようにと1~2リットル程度の最小単位で購入していることですかね。何せ器用ではないので・・・

 

 

手狭な中で釉掛けすると釉薬の種類を変える毎に、また、お皿とグラスのように器の形状が変わる毎に、色々なものを洗ったり、出したり片付けたり、壊したりと結構大変なんですこれが・・・。

 

 

これならドボンと浸けられるかと思ってホ-ムセンタ-で購入した2リットル容器。

 

 

容器と器は結局こんな関係。2リットル程度で比較的口の広いこの容器でも、マグカップやお茶碗など、さほど大きくないものもジャブンと浸けることが出来ません。かと言って、口が広すぎる容器はそれに比例して釉薬が浅くなって全部浸かりません。

 

 

成形した器の内側はともかく、外側は釉薬を掛け流したり、吹き付けたり。経験不足とが相まって釉薬が薄く掛かったり、おかしなムラになったり。

 

ダンボ-ルの釉薬吹き付けブース。

 

 

方法の改善や手間の軽減を図り、ちょっとでも時間のロスや失敗を少なくし、苦手意識を克服したいですね。

 

そこで、今まで購入してきた陶芸のネット通販の釉薬でしたが、その約半額以下の価格(1リットル当たり)の釉薬屋さんを見つけ、試しに5リットル入り釉薬を3種類を購入してみました。

 

合わせて5リットルの密閉バケツ3つと、その後にですが10リットルバケツを買い足します。

 

5リットルと10リットルバケツ

 

 

あっ!? 5リットルのバケツに5リットルの釉薬が入り切りません・・・。年齢をそれなりに積み重ねても思慮が浅いですね。更に濃さを調整するのに水を足すと尚更(笑) それが後から10リットルのバケツを買い足した理由です。

 

買った釉薬を10Ⅼバケツに移して、よくかき混ぜて濃さを測り、

濃ければ水を足して調整します。

 

とりあえず推奨幅の中間で濃さを合わせると、10リットルバケツの何と6~7分目位まできました。テストはせずにいきなり器にかけての焼成ですが、良い結果につながっていればコストも含めて一石二鳥です(笑)

 

 

普通の大きさの器ならバケツにザブンと浸けられるようになり、意図しない釉ムラは無くなりそうです。違う釉薬を掛けるのもバケツを入れ替えるだけで済むので楽ちん。(笑)

 

 

釉掛けを終えた器

 

こうして苦手な釉掛けをひとまず終えて、今朝から久々の本焼きを始めることができました。この方法で時間のロスや失敗が軽減できるなら、順次切り替えて行こうかと考えています。

 

 

 

大事に(?)溜め込んだ素焼きの器、釉薬が掛かっていないのを含めてまだこんなに残ってます(笑) 今の本焼きが済んだらすぐに取り掛かれるよう釉掛けを・・・

 

好きな土を決めて、好きな釉薬をある程度絞って作るのが効率的で、しかも自分好みの作品ができることが多くなるのでしょうね。でも、残念ながらまだそんな域には達していません(笑)

 

 

仕事を辞めてからというもの、時間を持て余すどころか、この頃は特に時間が足りていません。陶芸もしたい、晴れて気候の良い時にハイキングにも出かけたい。外での飲食も楽しみたい。コロナ以降行けていない旅行にも出かけたい。ブログにこうして自分日記も書き残したい。インスタでの皆さんの投稿も読みたい。その他諸々・・・

 

 

もちろんどれもこれも趣味の範囲。

仕事ではいくら効率的に計画的に事を進めようとしても、自分の仕事のその先や、先の先にお客様がいる限り、突発的な仕事が生まれたり、急遽優先すべき事が変わったり、「忙しい」状態に陥る事が多々あります。

 

 

ただし、今の私の場合は自分の為に、自分が好きにしているだけなので、時間が足りないのだとしても「忙しい」という言葉はちょっと的外れ。そのうえ、その言葉は言い訳や、断り文句によく使われる言葉だから、聞くのも使うのも好きじゃありません。(いや?、しっかり使ってるか・・・)

 

 

既にハイキングの日記が2つと、違うのがもう1つ書けずに溜まっています。陶芸にしても日記やハイキングにしても自分の能力の問題もあるので、出来る事、したい事を選択して焦らずに楽しむしか他なさそうです(笑) 

 

 

観たい映画は当然公開している時に行かなければ終わってしまうし、厳しい冬になってから「コスモスが風に揺らいで・・・」なんて日記も書けないので、旬だけは外せません(笑)

 

 

その他の時間が足りない改善案として思いつくのは、生ビールの後の時間がちょっと勿体ない。ふとん1ふとん2ふとん3ことが多々あるので、飲酒、外食を減らせればかなり時間が生まれそうなんです。

 

ただ、ある意味、飲酒を伴う食事も私の趣味(?)の一つ。

 

外せない・・・(笑)