それは無理な相談

 

 

二人目の孫が誕生し、母親の負担を少しでも軽減させるよう、先日は初孫と二人で出掛けました。こうした環境にしばらく置かれるありがたさや喜びを感じます。かと言って、低山ハイクや陶芸などの趣味、夜の外食などが制限される事態に全くストレスを感じないということではないのです(笑)

 

せっかく出かけるなら私も楽しめる場所に行こうと京都府立植物園に出かけます。

 

子育て応援パスポ-トを携帯で申請し、その画面を入口で見せると幼児は勿論、親まで入園無料に。世間が値上げラッシュの中、ありがたいですよね

 

 

植物園は南側を北大路通りに面し、北側は北山通りまで。西は賀茂川、東側は・・・うん?知らない・・。この広い植物園の中に神社があるのをご存じですか?その名は「半木神社」(なからぎ)です。かつて(一般的な3級ですが)受験した京都検定の問題にも出ることがあるので存在は知っていましたが、詳細は知りません。

案内を読むと、絹織物の発祥の地で織物業の信仰を集めていたとか。今では植物園が多くの花が実を結ぶところから、合格祈願や恋愛成就の願いが叶うという信仰があるようです。また、植物園北側には園に併設されたイタリアンレストランがあります。ピザをはじめグラスワインなどの提供もあるので、晴れた日、色々な木々がつくる木陰をゆっくりカップルで歩くのも悪くなさそうです。

 

また温室には見たこともないような多種多様な花が咲き乱れています。

 

チョコレ-トの原料となるカカオの木もありました。勝手にコ-ヒ-豆のようなイメージを抱いていたのですが、

実際は樹木も実も大きくて、思わず「へぇ~」って声が出てしまいます。

 

これは何の木?

幹を誰かにかじられないように進化したのでしょうか・・・

あんなこんなをもっとゆっくり観たいけど、

相棒は走って先を急ぐばかり。植物園でお勧めされていた、色っぽさを通り越した唇のような形の花は撮れたけど、

青いケシの花は横目に通り過ぎ、写真より孫の姿を追います(笑)。

 

京都府立植物園、バラの花はむせぶほどの香りが漂い、色とりどりに満開を迎えていました。

駆け足で見てまわったことはさて置き、比叡山を借景に静かで良い所です(笑)