真っ白のすごく早い高級車に乗った | てぬ日記

てぬ日記

ゆるーく、手抜きな毎日。

いかに手を抜くかを考える毎日。

腹筋しても筋肉痛にならないのに、咳で筋肉痛になるtaeeです。


インフルエンザのその後ですが、多少改善が見られた10日。

でも夜中にやはり38度越え。
処方されたカロナールを飲むも、一時的に37.5度くらいに下がるだけ。

11日からは38度越え→カロナールを繰り返し、どうにか息子の送り迎えだけはやりきった。
(相変わらずの隔離送迎)


三連休中には完治と思いきや、また夜から悪寒や発熱と悪化。

12日の土曜日は39度越え。

カロナールでも38度台にしか下がらず。

高熱で体力を奪われてつらい。
寝たきりだからか背中が痛い。
でも座ってるのもつらい。

それでもどうにか乗り切り、迎えた日曜日。

一切改善なし!

むしろカロナールが効かない!

長時間39度越えで意識朦朧。

休日診療の病院を探すも、力尽き…

いや、アカン!
これインフルエンザと違うかも!?

熱も下がらず、頭も痛い、苦しい。
すでに18時を回った…
救急病院探して、連絡して、タクシー呼んで、乗って、診察待って…は無理だと判断。
(オットがやってくれますが、待てない)

なかなか弱音を吐かないアタシの『無理』にオットが察して119番へ。


すぐに折り返し連絡があり、救急車(救急隊)が出払っているので先に消防隊(?)を行かせますとのこと。

とりあえず、靴下をはいてリビングへ移動し横になる。
いろいろ説明に労力を費やせないので、メモに経緯を走り書き。

メモ
・7日夜に発熱38.4→ロキソニン
・8日解熱
・9日耳鼻科にてインフルエンザA型
夜から発熱、頭痛、吐き気
38度越え→カロナール→37.8度
・11日夜39度越え→カロナール効かない

こんな感じの走り書き。

オットにお薬手帳とメモを渡しておいた。


程なくして、消防庁のヘルメットを被った水色の制服の隊員さんが3名来てくれた。
普段でも消防庁の制服着てるだけで5割り増し男前なのに、マスクで目しか見えなくてもこんな時に駆けつけてくれたら8割り増し男前ですよ。

そんなことをうっすら考えていたのはオットに伝わったようで、安心してましたw


とりあえず、救急隊が来るまで脈計ったり、意識確認したりとしてくださいました。
アタシの書いたメモも救急隊に渡して良いかも聞いてくれ、一安心。

息子は消防隊がウチに来たことに謎のテンションかと思えば、母親のやばげな姿に半べそかいたり…
息子のトラウマにならないように、努めて明るく『大丈夫だよー、すごいねぇ消防署の隊員さん来たよー』と誤魔化してました。

で、救急隊員到着!

またまた意識確認で名前や生年月日や年齢を聞かれる…

血圧や熱を計ってくれたのだけど、体温計がきちんと挟まっておらず…

『37.4度です!』

と言われる…

オイオイ!それじゃーアタシは微熱で救急車呼んじゃう迷惑な人じゃないかー!
もう一回計り直して!

とは言えず…
(オットも言ってくれず…)
いたたまれない気持ちのまま、布担架で軽々持ち上げられ、階段を下ろされ、ストレッチャーに乗せられ、救急車までガラガラとご近所引回しの刑。

どうかご近所さんに見られませんように…


救急車に乗せられ、オットと息子も乗り込み、病院までピーポーゴー。


病院到着間際にもう一回熱を計ってもらえ、

『あれ?39.1度あるなぁ』

ほら見ろ!
心の声ですよ。

『腋下でさっきも計ったんですけどねぇ』
と言っていたけど、病院着いて伝えてくれたからオッケーです。


病院到着して処置室へストレッチャーごと連行。
処置ベッドへ移動。


優しい看護師さんに再度インフルエンザの検査をされ、ベッドで瀕死。

そのうち当直医が来て診察…

と思いきや、救急隊といろいろ話している。

救急隊員さん、ありがとうと思っていると
『10日前にインフルエンザ判定で症状は治まったけど悪化』みたいな伝え方…

おい!インフルエンザなったの10日前じゃないぞ。
前の水曜日!4日前じゃ!

とは言う力もなく…
恐るべし伝言ゲーム…

メモやお薬手帳見たらわかるだろと思っていたら…
当直医がインフルエンザ検査の結果を見ていろいろ聞いてくる。

『インフルエンザ何型?』
『今回みたいな検査だった?』
『薬は何飲んだ?』
『熱はいつから?』


救急隊がメモ渡してくれたんちゃうんか!?

と思ったけどオットは待ち合い室だったので頑張って説明。

ちなみに処方されたインフルエンザの薬は新薬のゾフルーザ。

※ゾフルーザは一回飲めばオッケーの新薬。
ウイルスが早く体内から消えてくれる(タミフル約72時間、ゾフルーザ約24時間)


オットが処置室に呼ばれ、医師からの説明

『10日前のインフルエンザは治ってるはず。でもインフルエンザA型の反応が薄いけどある。A型に2回は感染しないので極めて稀なことが起こっている。インフルエンザ新型の可能性もある。症状が治まったら感染症外来へ行った方が良い。』


おーい!平凡平坦平民のアタシにそんなヤバイ稀なこと起きるかー!!
てか、10日前じゃないってオット言ってくれ!

と言いたいのをこらえたものの、このままでは感染症外来に隔離もあり得てしまう…

力を振り絞り

『インフル10日前じゃない…』

と言ってみた。

すると…
当直医も看護師さんも
『なぁ~んだ!じゃ反応出るよね。今の無しで!』
となった。

感染症外来は免れたけど…

ゾフルーザ飲んで4日も経ってるのにまだ反応あるんかい!
新薬効かへんやん!
※効果には個人差があります


結局、免疫力が落ちたとこに…(風邪?)てことで抗生物質とまたカロナール…

『カロナール効かないー』
と必死に訴えたところ、
『インフルエンザのときはロキソニン出せないので、カロナール倍量出します。1日3回!4日分!』

ちなみに当直医はアタシに指一本触れておりませんし、半径1メートル以内に近寄ってもないですが…

でも、高熱で脱水症状起こしてるので点滴をしてもらえました。
(点滴好きなのでもう許す)

ちなみに点滴は看護師さんがテキパキとしてくれ、寒がっていたアタシに毛布追加&ペットボトルの即席湯たんぽを足元に入れてくれました。
惚れるわー!


ずいぶん時間がかかったけど、息子もおとなしく待っててくれて助かった。
薬を貰って仮精算。
タクシー呼ぼうかと思ってたら、看護師さんが
『どこ(のタクシー)でも良い?』と電話して呼んでくれました。

良い看護師さんに診てもらえて、それだけで癒し!


ちなみに帰宅して薬飲んで寝たら、翌朝には熱も下がり回復。

抗生物質凄い!
カロナール倍量凄い!

昨日も安静にしてたけど発熱なし。
今日も会社はお休みして解熱後2日目。
明日からは会社行けるかなっ!
てか、行かねばヤバイ…


救急隊員の方も仰ってましたが、インフルエンザがかなりヤバイ勢いらしいです。
皆様もお気をつけて。