地震の日から | てぬ日記

てぬ日記

ゆるーく、手抜きな毎日。

いかに手を抜くかを考える毎日。

自分自身がたいぶ落ち着いたので、日記。



3月11日にとんでもない地震が起こった。


当日、アタシは仕事明けで買い物を済ませ、帰宅。

風呂に入って髪を乾かしてリビングでウトウトしていた。

友達からのメールで起き、返信してまた眠りにつこうとしたその時!

激しい揺れが来た。


ガタガタと揺れる家具。

アタシは過去の経験上、背の高い家具は置かない主義。

唯一、背の高いモノは冷蔵庫とオットが持ってきたスチールラックのみ。

スチールラックは大型オーブンレンジを設置しているのに激しく揺れ、

コレが倒れたらヤバイ!と慌てて押さえる。


ふと振り返ると冷蔵庫が傾きながら揺れている…


冷蔵庫が倒れてきたらマズイなと思いながらも、

スチールラックを押さえてた。

というか、動けなかったんだと思う。


揺れが少し治まった時に寝室へ駆け込み、とりあえずGパンに穿きかえる。

上着と携帯、カバンだけ持って玄関のドアを開けに行ったが、

玄関先で足がガタガタを震え始め、玄関の土間に座り込んでしまった。


ドアも開けられずに座り込んだまま泣いてしまった。


少し泣いたら落ち着いたので、携帯でオットに電話。

繋がるわけないのはわかっていたんだけどね。

下手に外に出るのも危険なので、部屋に戻る。

いろんなものが落ちていた。


とりあえずオットにメールをしてみると同時にオットからもメール。

無事だった。

メールはつながるようだった。


近所ではビルの窓ガラスが割れ、落下。

地下鉄は営業停止。

スーパーやコンビニでは商品が割れ、店閉鎖。


オットは帰宅難民決定。

ライフラインが止まる前にご飯を炊いておにぎりにする。

自宅にオット用におにぎりを数個だけ残して、

あとは全て包んで職場へ運んだ。

職場では緊急対応中だった。




12日。

余震に耐えながら職場で朝を迎える。

職場を出たのは昼過ぎ。

自転車で帰宅すると、オットが無事に帰宅していた。
お互いの無事を噛みしめた。




13日。

節電が騒がれ始める。

我が家でもなるべく節電。

夜に自転車で出勤途中、コンビニや商店、様々なお店の看板を消して街も節電。

しかし、携帯会社のa●は営業もしていないのに看板や照明をつけたまま…。

ちなみに2店舗見たがどちらも電気つけっぱなし…。

職場でも節電しながら仕事。




14日。

計画停電が始まるらしく、電車が運休。

しかし、なかなか停電が始まらない。

スーパーやコンビニで買占めが始まる。

どこのスーパーも長蛇の列で、買い物を諦めた。



15日。

オットの誕生日。

出張が延期になったオット。

ささやかながらお家でお祝い。

幸い、料理のメインは10日以上前に仕込んでいたが、買い物へ。

野菜は買えたものの、パンと牛乳が売り切れ。

2駅分のスーパーとコンビニを全てまわったが、どこの店もない。

パン屋ですら売り切れ。

よく見るとパンだけでなく、米、水、電池、クッキーなどのお菓子、

ティッシュ、トイレットペーパーまで売り切れだった。

夜はオットとささやかにお祝い。

オーブンは電気を使うので、オーブンを使わずにメインとケーキを作った。