あっという間に時間は過ぎ、解散という事になりました。

私がタクシーで帰ろうとすると、モラ男くんが『一緒に乗って行けばいい』とさりげなく言いました。『ん!?モラ男くん(モラ男くんは現在関東在住で、今回たまたま実家に帰省中、私は地方在住)の実家は逆方向じゃん。』とかなり遠慮したのですが、強引でもないけど引きもしなかったので、これも何かの縁なのかな、お言葉に甘えちゃえと軽い気持ちで、同じタクシーに乗り、私の実家経由で帰る事になりました。車中では私とそんなに会話する事なく、モラ男くんは運転手さんとばかり話をしていました。そんなこんなで、私の実家に到着、お金を出そうとすると受けとらず、モラ男くんは『今日はありがとう』とだけ言って、連絡先も交換する事なく、すぐに帰って行きました。たいして仲良くもない同級生なのに、タクシー代だけじゃなく、飲食代もけっこうな金額負担させてしまったので、私的にはちょっと申し訳なかったなと思いながら。
プチ同窓会は、楽しいものとなりました。学生時代、話した事のない人もいたけど、次から次と話題が尽きませんでした。

モラ男くんは自称『人見知り』だそうで、初めのうちは目を合わせず、下ばかり向いて会話していました。たまたま向かいの席になった私は、せっかく再会したのだから、何か共通の話題はないかなぁ?と、保育園時代の強烈な記憶をきっかけに話しかけてみました。モラ男くんはもちろん覚えていなかったようですが、会話しているうちに、顔を上げて笑顔を見せてくれるまでになりました。私は、保育園時代のモラ男くんを見たような、懐かしい気分になったのを覚えています。

モラ男くんは酔って気分が良くなってきたのか、高校卒業以来十数年間の出来事をいろいろ話し始めました。1年浪人した事、その頃一回り上の女性と付き合っていた事、大学時代、スカウトされてモデルをやっていた事、今は営業マンをしていて全国を飛び回っている事等々、高校卒業後、地元から出る事なく就職した私には、全く縁のない世界の話ばかりが次々と出てきて、聞いていてとても面白かった。モデルをやるくらいの人だったかな!?と納得いかないでいたら、当時の雑誌に載った写真の写メを見せてくれましたが、『本当に同一人物ですか得意げ!?』と突っ込みたくなるくらいの爽やかな青年がそこにはいました。かなりカッコよかったですラブラブ。ちなみに当時の体重は現在より約30㎏近く痩せていたらしい。そりゃ、別人に見えますよ汗
前々回、モラ男くんとは、『会話した事のない、顔見知り程度の同級生』と説明しましたが、厳密に言うと、高校時代より遥か前の保育園時代、同じ地域に住み、同じ保育園に通っていました(その後モラ男くんは、両親が離婚したため、卒園と同時に同じ市内ではありますが、学区が別の母方の実家へ引っ越しました)。もちろん当時の事はほとんど覚えていませんが。ただ、1つ強烈に記憶に残っている場面があります。その頃のモラ男くんは、色白で目のクリっとした美少年!?で、おまけにガキ大将的存在でした。4つ上のお姉さんがいるためか、かなりませていました。ある日、モラ男くんが私に『明日はスカートめくりするから、スカートはいて来いよビックリマーク』と言ったのです。

もしかしたら、その頃からもう既にモラ男くんと私の服従関係は始まっていたのかもしれません汗