本日公開された、IUちゃんの新曲『Love wins all

 

MVにテヒョンも出演するということで、深夜に目をギラつかせながら観ました凝視ジッ

 

このサムネイルがまた鳥肌立つくらい素敵。

 

 

 

感想としては、めちゃくちゃ良かったです!!拍手拍手キラキラ

(感想が浅くてすいません…汗)

 

もちろん曲もすごく綺麗で素晴らしかったんですが、とりあえず私はMVのストーリーに釘付けになりました赤ちゃんぴえん

 

もう…映画ですか?ってくらいクオリティが高くて、ただただのめり込みながら観ました。

実はこのMVを観る前に映画を3本観てたんですが、それ以上にのめり込んじゃいました笑 映画より吸引力あるってどういうこと。

 

 

まあしょうがない。

だってこの2人、可愛すぎるんだもんえーんキラキラ

 

IUちゃんの笑顔+キムテヒョンの笑顔=最強

 

 

 

しかし、IUちゃんはいくつかドラマ見てたから知ってるけど、キムテヒョンの演技力は一体なにごと!?(いや、花郎で演技力高いのは百も承知だったけど!想像を何倍も超えてきた)


まさかテヒョンがここまで上手いとは思わなんだえーんキラキラ

完全に油断してました。俳優テヒョンすごいわ。好き。

 

最後のシーンの涙と表情、あまりにも切なすぎやしませんか…

 

 

そしてMVが公開されたあと、Xのトレンドに『Oscar』が入っていたのが面白かったです笑

それだけファンの人達が2人の演技に魅了されたってことですよねニコニコラブラブ

 

将来、ほんとにオスカー獲ったらどうしよう。

 

 

 

 

 

 MV考察

 

 

そういえば、YOUTUBEのコメント欄で

こんな考察を見つけました。

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間違っていたら訂正してほしいんだけど、IUはこの曲をファンのために書いたと言っていたと思う。だからこれは、彼らの*パラソーシャル関係の良い解釈じゃないかな。私の解釈では、IUはIUで、Vはユエナ(IUのファン)。キューブは*トロール or メディア

MVでは、彼女はろうあ者、彼は片目だけ盲目であり、この2人が理解し合うことは不可能に思えるかもしれない。しかし、言語(彼女は話せない)や距離(彼は見えない)によって隔てられていようとも、彼らは良い思い出(マカロンや写真を撮ることなど)についてコミュニケーションをとり、IUと彼女のファンとの間の内輪ネタやファンミーティングでの写真のように笑い合う。2人とも長年にわたる批判やスキャンダルの傷跡を持っている。その果てに、荒らしやメディアは他のアーティストやファンダムを服の山のように消費して捨てに来る。IUは戦う準備ができているが、V(ファン)は彼女とその絆を守るために彼女の前に立ちはだかる。しかし彼らは苦い結末を迎える。すべてのアーティストがいつか直面する悲しい現実。彼女はそれを理解しながらも、とにかくファンと一緒に旅に出ることを喜んでいるのだと思う。(以下割愛)

 

パラソーシャル関係=個人的には面識のない著名人との一方的な想像上の関係のこと。

トロール=ネット上で迷惑行為を行う人たちのこと。荒らしや煽りなど。

 

下記のコメントより引用翻訳。

 

 

 

 

この考察、私の中では結構しっくりきたんですが…皆さんはいかがでしょうか!?驚きドキドキ

 

確かに以前、このブログで取り上げたとおり、IUちゃんはこの「Love wins all」をファンに向けて書いたと説明していましたよね。

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これがファンに向けられた曲だとすると、確かにキューブはメディアのメタファーな気もするし。

(最後のシーンで、テヒョンがキューブを壊そうとした時キューブ側の映像がビリビリってなってるんですよね!これって、キューブ側がカメラ(メディア)だからなのかな〜と)

 

 

メディアによる過度なゴシップやフェイクニュース、それによって嫌悪が蔓延る世界。

右矢印誰かは今を「大憎悪(嫌悪)の時代」だと言う。確かに、愛が蔓延している時ではないようだ。目立つ敵意と無関心でますます寒くなる灰色の世の中で、 目に見えない愛を武器に勝利を望むことが、たまにはとんでもないことに感じられる時もある。

IUちゃんの説明より

 

キューブ(メディアと嫌悪の象徴)が蔓延る破滅寸前の世界。

 

 

 

その中で2人だけは、常にお互いを護り合いながら一緒にいる。(愛)

右矢印反面、逃げたり壊れたり、暮れて(終わって)行きながらも、”愛”はひどく一緒だ。愛には十分、勝算がある。

IUちゃんの説明より

 

それにしても、この絵よすぎませんか…

 

 

 

テヒョン(ファン)が撮影するIUちゃんは実際にはボロボロでも、カメラの中ではとても綺麗に見える。(愛の力)

 

これ、並行世界の『愛の世界』を見せるカメラなんじゃないかって意見もありますね!

 

 

 

逆も然り。

 

めちゃくちゃどうでもいいことかもしれないんですが、このテヒョンカッコ良すぎて、初めてMV見た時「おふっ…」って声出ました。破壊力半端ないっす。

 

 

 

服の山は、メディアに好き勝手晒されてこの世界から旅立った人たちを表しているのか。

それとも、メディアに身包み剥がされて破滅していった人たちを表しているのか。

 

 

 

 

途中途中で出て来る黒い服の人たちは、ネット上で好き勝手に群がる野次馬達でしょうか。

 

この人たちはよく観ると2人の幸せを妨害しようとしている?

 

 

 

でもその人たちのことなど気にせず楽しむ2人。

 

2人の笑顔が眩しいよ…泣 ずっとこのままで終わって欲しかった…

 

 

 

IUちゃんとテヒョンに対して、指を指し悪意を向ける黒い人々。

 

 

 

 

そんな中でも、ウエディング姿(永遠の愛を誓う)でお互いだけを見つめて幸せでいる2人。

 

 

 

 

最後のシーンで、IUちゃんを護るテヒョン。(ファン)

 


 

 

IUちゃんはそんなテヒョンの目を塞いで、嫌なものを見せないようにする。

(テヒョンは片目が見えないようなので、IUちゃんが完全に視界を塞いだってことですね)

 

嫌悪の象徴であろうキューブを見せないようにするIUちゃん。

 

 

 

テヒョンとIUちゃんの必死の対抗も虚しく、2人は最後、服の山の一部となってしまう。

しかしそんな最後でも、2人はお互いを守り抜いて、常に一緒だった。(愛)

 

 

…という感じでしょうか?

 

 

私、こうやって見た側に物語の意味を考えさせるような作品が大好きなので、すごーく楽しみながら観させて頂きましたニコニコ

(自分で考察することはできないけど、人の考察を読むのは大好きな人間)

オム・テファ監督、こんな素敵なMVをありがとうございますお願いキラキラ

 

 

そしてなにより、IUちゃんが2年半ぶりの新曲のMVで一緒に出演する相手としてテヒョンを選んでくれたっていうのがめっちゃ嬉しいえーんキラキラ

もう本当に、ありがとうIUちゃんお願いキラキラ

 

おかげで、ずっと見たくて待ち焦がれてた俳優テヒョンがやっっっと見れたニコニコ

 

そしてテヒョンも、IUちゃんのMVのために忙しい中スケジュールを作って出演してくれてほんっとうにありがとう〜!!えーん拍手キラキラ

きっとそれだけ、このMVと曲の内容がテヒョンにとっても意味を持っていたんだろうなぁ。

 

 

 

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などと書き散らしていたら、監督から直接MVの解説がきましたー!!!笑

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(記事翻訳)

 

所属事務所側は、オム·テファ監督から受けた(MVの)解説および短いインタビューを公開した。

▲ 追撃する「四角」の存在

2人を執拗に追う「四角」の正体がファンの間で最も意見が分かれている。 ファン達は「世の中を占領した外界の勢力だ」「ウイルスに感染したゾンビだ」 「怪奇現象を起こす幽霊だ」等々、さまざまな反応を見せている。 「四角」は主人公たちに向けた差別を意味し、ひいては私たちの日常で蔓延した各種差別と抑圧などを意味する、と解釈することもできるだろう。

 

 


▲ 重要アイテムである「ビデオカメラ」の意味

次に、事前プロモーションコンテンツに登場した「ビデオカメラ」の存在だ。映像の中の時間背景は現在だが、ビデオカメラが撮られる画面の設定値は、廃墟になる前の何ともなかった世の中だ。ビデオカメラのレンズは、まさに「愛のフィルター」を意味する。 また、人物たちの内的、あるいは外的な姿を越えて世の中の美しいものを眺められる重要な装置と見ることができる。

ビデオカメラの中の世の中で、彼らは現実のように汚れた身なりではなく、生き生きとしてきちんとした姿に、お洒落に揃えられた美味しい食べ物を食べたり、綺麗なドレスとタキシードを着て多くの空間を堂々と歩き回りながら、想像だけしてきた幸せを満喫する。


⇨ここがMVポスターの『私の貧しい想像力では思い浮かべることができない場所へ』という言葉に繋がっているんですね!




▲ 主人公たちの姿

主人公たちの姿にもネチズンの好奇心が爆発した状況だ。「話せない人と左目だけで世の中を見る人の*ディストピアの世界観生存記」とも見られるこのPVには、色々な象徴が存在する。IUの唇をよく見てみると、チェーンが小さくかかっている
が、これはすなわち、世の中と完全に疎通するのに困難があることを意味する。Vもやはり、左目に白色のレンズを着用し、一目見ても2人が世の中の難関を乗り越えていくのに多くの困難があるものと見られる。 それでも彼らは「四角」から廃墟になってしまった世の中に、お互いをより一層頼るしかなく、各自傷を負って疲れた状況でも最後まで勝ち抜こうとする。

 

ディストピア=ユートピア(理想郷)の反対で、非人道的、または恐ろしい社会のことを指す。




▲ どうしてウェディングドレスとタキシードなのか?

最後にウェディングドレスとタキシードだ。IUとVは廃墟でそれぞれウェディングドレスとタキシードを選んで着た。 ここでウェディングドレスとタキシードは、最も常套的といえる「愛の実り」を象徴する。 MVで二人はこの服を着て、写真を撮り、歌を歌いながら楽しく遊ぶなど、これまで日常でできなかったことを一緒にしながら、一時だけでも幸せを享受する。



だが、ついに「四角」によって肉体が消滅し、彼らが羽織っていた「服」だけが残ることになる。2人は最後のビデオカメラ画面で彼らが空中に浮び上がると暗示されるが、これはあらゆる抑圧と圧迫から抜け出し自由に飛んでいけることを意味する。決定的に空から落ちるドレスとタキシードは、現実で意味があり重要だと思われる形式が果たして本当の本質を見せてくれるのかについて質問を投げかけるという意味も内包する。

 

 

 

 

監督による解説をざっと読んでみる限りでは、四角の存在についてはこの方のツイート内容がほとんど合ってたんだ〜びっくり

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IUは耳が聞こえなくて、Vは片方の目が見えなくて

あの四角はそういう疎外された人たちを消滅させてしまう存在のようで、あのビデオカメラはそんな人たちが差別されない世の中での姿を見せてくれてるみたい。

 

ユエナ(IUちゃんのファン)の鋭い観察眼に脱帽ですキラキラ

 

 

そして最後のシーンについて、監督からの説明部分。

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だが、ついに「四角」によって肉体が消滅し、彼らが羽織っていた「服」だけが残ることになる。2人は最後のビデオカメラ画面で彼らが空中に浮び上がると暗示されるが、これはあらゆる抑圧と圧迫から抜け出し自由に飛んでいけることを意味する。決定的に空から落ちるドレスとタキシードは、現実で意味があり重要だと思われる形式が果たして本当の本質を見せてくれるのかについて質問を投げかけるという意味も内包する。

 

ここの部分は、最後に2人とも肉体を失ったから「悲しい結末」という訳ではなく、逆に「肉体という物質的な縛り、そしてそこから生まれる抑圧と圧迫から解き放たれた」ということなんですね。だから物質である服だけがあそこに積まれるんだ。なるほど〜

 

あのキューブによって肉体は消されたけど、2人の愛だけは消し去ることはできないってことかな。

だったら、あの結末は2人にとってはハッピーエンドなのかもキラキラ

(これでMVを観るたびに傷つかなくて済むぜ…ホッ)

 

 

」という目に見えないけれど大切なものを扱ったテーマなだけに、解釈がとっても深くて面白いですね。

また何度も見返して、理解を深めていきたいと思いますチョキ