2019年のBTSFESTAにて、テヒョンが自分に向けて書いた言葉をご存知でしょうか。
그 누구보다 상처받고 행복하게 살아라.
어떤 인생이든.
풍경 좋은 계단만 걸어라.
その誰よりも傷ついて幸せに生きろ。
どんな人生であれ。
風景の良い階段だけ歩め
当時、これを見た私はかなりの衝撃を受けました。笑
”傷ついて”幸せに生きる・・？
”傷つかないで”、じゃなくて・・？？？
と、頭の中はハテナ
でいっぱいだった訳なんですが
このテヒョンの言葉をどうしても理解したくて、考えに考え抜き…ふとあることに気付きました
そもそも、
私にとっての”傷つく”ことに対する解釈
と、
テヒョンの”傷つく”ことに対する解釈
が全然違うんだと。
テヒョンにとって、傷つくことは”損”だとか”弱いこと”ではないんですよね。
もちろん傷つくことは怖いし、受けた傷がすぐに癒えるわけじゃない。
もしかしたらその傷は一生じくじくと痛んで、思い出すたびに辛い思いをするかもしれない。
だけど、テヒョンは
”たとえどんな傷を受けたとしても、自分はそれを乗り越えられる人間だと知っている”
んじゃないでしょうか。
つまりこの言葉の土台には、自分への絶対的な信頼があるんですね。
そして、テヒョンの言う『良い風景の階段だけ歩け』というのは、
「良いことだけを見て、ポジティブにいこう」と言っているのではなくて
これから何が起きても、何をしても
それら全てを糧にして自分の進みたい方向に歩いて(進んで)行こう
という自分への覚悟、決意が込められているのだと思います
(あくまで私の解釈です…笑)
こうやって書くと、「テヒョンってすごく自信があって強い人なんだなぁ
」と思う方もいるかもしれませんが。笑
むしろテヒョンは、内面的にとても繊細だからこそ
人一倍傷ついて、苦しんで
今まで経験してきた悲しみや辛さを通し
テヒョンなりにいっぱい試行錯誤して…
その先で、自分の中にある強さに辿り着いた（気付いた）のだと思います。
でも、本当に……
こんなに成熟した言葉を自分自身にかけられるようになるまで、テヒョンは一体どれだけ自分の中の弱さに向き合ってきたんでしょうね…
さらに、テヒョンのこの言葉について、韓国のとあるARMYの方は、ブログにこんな素敵な解釈を書いておられました。
”傷”が与える苦痛・苦しみもあるけれど、耐え抜いて過ぎ去ったあとには
そこがさらに硬く、丈夫になるということを既に悟っているの？
どうして君（テヒョン）はこんなにも奥が深いの
テヒョンが考える”良い風景の人生”というのは、よく思い浮かべる”花道”という意味じゃない。
彼は人生の波さえも一歩下がって見る術を知っているし、そうした全ての風景を”良い”と言う。
また、人生とは平地ではなく、絶え間なく少しずつ頑張って上がっていかなければならない階段だということも知っている。
引用元のブログです
私が昨年の IN THE SOOP ：第３話の中でテヒョンが泣いてしまう場面を見た時は、
こちらも胸が張り裂けそうになるほど悲しくて。
もうこれからテヒョンが傷つくことがありませんように…
あったとしたら、それをARMYと半分こできますように。
と強く強く願ったのですが
テヒョンが自分に対して言った、
「誰よりも傷ついて、幸せに生きろ。どんな人生であれ、風景の良い階段だけ歩め」
という言葉を思い出すと
ああ、テヒョンは今、どんどん強くなっている最中なんだな
その傷もいつの日か、誰かに対しての優しさに変わっていくんだな
という風に、傷つくことすらテヒョンの人間性を豊かにしていく”肥料”のひとつなんだと考えることができますね
そしてその肥料は、同時にテヒョンの人生にもたくさんの実りを与えてくれると思います。
きっとこれから、ますます魅力的で深い人になっていくんだろうな…！
何年後・何十年後のテヒョンが、今からとても楽しみです
~~~余談~~~
今頃気付いたんですけど、この時のテヒョンの衣装、どう見ても裏返しですよね？？
(生地の縫い目がモロに見えてる！笑笑)
누나비(NUNA V)@_nuna_V
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2022年04月10日 17:03