あっという間に4月も中盤
この春無事大学進学された方は
入学式や履修登録も終わり
いよいよ
大学生活のスタートですね
受験生になった皆さまは
いよいよここから
体調に気をつけながら
頑張って行ってくださいね
以前
「地方から医学部を目指すこと」
の難しさについて
親の視点からみた
勝手な考察を記したのですが↓
先日、娘が帰省した際
大学のことについて
色々と話をする中で
地方の普通の公立高校から
国公立医学部に
合格することの難しさについて
語っていたので
そのことについて
書いてみたいと思います。
「地方公立高校から
合格するのって
〇か〇か〇かじゃないと
難しいかもね…」
娘が挙げていた条件
〇か〇か〇とは?
娘が考える
地方公立高校から医学に合格する人
1.ホントの天才
2.ガリ勉
3.1教科がズバ抜けて得意
1.ホントの天才
そりゃホントの天才なら
どこでも合格できるよね笑
…とツッコミたくなる気持ちはさておき
娘の言う
「ホントの天才」
というのがどのくらいの人を
指すのかわかりませんが…
私が思う感覚だと
「あまり勉強しなくても
合格できてしまうくらいの人」
という認識なのかな、と思います。
実際、大学の同級生にも
そんな感じの人も
たま~にいるようなので
2.ガリ勉
まず注釈。
「ガリ勉」という言葉だけ聞くと
「勉強ばかりしている人」
のようなマイナスイメージで
少し悪く言っているように
聞こえますが
娘は
自分がかなりの努力家なため
「努力できる人」を
高く評価しているので笑
単純に
「ずっと勉強しつづけられる人」
というような
いい意味の表現だと思います。
具体的に
娘の周りの子を例にとると
娘曰く
「国公立医学部に合格した子達は
みんな
中1からずっと
医学部目指して頑張ってた」
とのこと。
1.で「ホントの天才」について
書きましたが
私が思うに
「ホントの天才」なんて
ほとんど
存在しないのではないでしょうか…
「あの人天才だよね」
と言われているような人でも
「最難関」に合格した人たちは
みんな相当な努力をしています。
以前も書きましたが
医学部においては
本当に抜けがない勉強が
必要になってくるので
ある程度の勉強時間を
確保しないと
なかなか合格レベルに達することが
できない、ということも
理由の一つだと思いますが
娘の大学の同級生は
有名な中高一貫校出身の子が
多いことを考えると
地方の普通の公立高校から
医学部を目指すには
できるだけ早い段階から
入試を意識し
それ相応の覚悟を持って
「ガリ勉」
と言われるくらい
勉強時間を費やして
対策をしていかないと
厳しいということかなと思います。
3.1教科がズバ抜けて得意
1.の「ホントの天才」という
ほどではなく
2.の「ガリ勉」というほど
勉強をしていなくても
合格した人は?というと
「1教科に『超絶』強かった人」
が頭に浮かんだようです。
正確に言うと
ガリ勉というほどではないにしろ
それなりに勉強していることは
必須で笑
1教科が強いだけでは
合格できないと思いますが…
数学や理科など
「これなら負けない」
という科目があると
その科目の配点が高い大学を
選ぶこともできますし
多少、他に苦手科目があっても
その科目で
大幅に稼ぐことができるのは
やはり、強みなのかもしれません。
ちなみに
娘はどのタイプか?というと
多分、2には
完全には当てはまらないけれど
3にはある程度当てはまるかな、
という感じ?
(数学がかなり得意でした)
高2までの娘はともかく
高3の1年間においては
「ガリ勉認定」笑
親から見ると
本当に受験のことだけを考えて
毎日を過ごしていたように
見えましたので…
前期試験を終えた日まで
たったの1日も
勉強を休んだことは
ありませんでしたし
毎日毎日
機械のようなスケジュールで
日々を受験勉強のために
費やしていました。
もちろん
YouTubeを見たり
携帯漫画を見たり
友達とおしゃべりしたり
多少の息抜きは
していましたが…笑
あと、本人が
「合格できたのは
コロナのおかげかも」
と言っていました。
部活の引退が早まったり
休校が続いたおかげで
丸一日使える日が多かったことが
ある意味ラッキーだった、と
…どこにも出かけられず
会食もできず
勉強の他に
やることがなかったですしね笑
…また長々と
書いてしまいましたが
娘の話を聞いて
結局、地方公立高校から
医学部を目指す場合には
まずは
「ガリ勉」
になることが近道かなと
思いました。
戦う相手は
長いスパンで
医学部目指して
努力し続けてきた人達が多いので…
少しでも早くから
医学部を意識して
勉強計画を立て
まずは必死に勉強してみるのが
一番かなと思います。
…私自身がやったわけでもないのに
偉そうにすみません
付け加えて
女子が現役合格することの
難しさについても話をしていました。
「男子は結構
私みたいな感じの人も
たくさんいるんだよ。
でも女子は
ほとんどの子が
小学校や中学校で受験して
有名中高一貫校を出てるからね…」
そもそも合格者の割合も
男子と比べて
女子はかなり少ないですが
(大学によっては
それほど差がない場合もあります)
地方から
一般受験して合格した女子は
本当に割合が少ないそうです。
女子の場合は
真面目で学校の成績が良い人も
多いと思うので
地方から目指す場合には
推薦枠も狙い目かもね…と
改めて思ったりしました。
(推薦もかなり難しいですが)
合格を掴み取るべく
計画的に、戦略的に。
自分に負けず
第一志望に向かって
邁進されてくださいね
陰ながら応援しております