振り返ってみると
私自身が私立医学部受験の
詳細を知ったのは
医学部説明会の時。
我が家は
「私立医学部NG」
をずっと貫いてきました。
実際に私立医学部は
1校も受験しませんでしたが
国公立二次試験の1日目終了後
(緊張して失敗)
娘が
「私立を受けさせてくれていれば
こんなに緊張しないで
上手くいったかもしれないのに」
と言っていました。
それを聞いて
「全く視野に入れない」
のではなく
一度本気で考えてみることも
必要だったかな、などと
思ったりもしましたので
一番気になる
「私立医学部の学費のこと」
を少し書いてみようと思います。
既にご存じの方も
たくさんいらっしゃるような情報かも
しれませんが![]()
ちなみに
こちらは全て2020年11月時点での
予備校資料から読み取った
「2021年度入試」の例
ですので
あくまでも「参考程度」という認識で
ご覧頂けたらと思います。
実際に受験される方は
各大学HPや募集要項で
今年度の正しい情報を
必ず確認してくださいね![]()
★学納金の安い大学TOP5
※2021年度入試資料より
1.国際医療福祉大学(1850万円)
教育後援会年会費4.5万/年、
海外臨床実習積立金(7万/年)
等々 別途かかる費用あり
特待奨学生は最大6年間で1400万円給付
と入学金150万円免除
2.順天堂大学(2080万円)
初年度のみ全寮制、別途寮費・諸会費必要
学費減免制あり。A特待生は6年間で
最大1880万円を減免、
B特待生は初年度に限り90万免除
3.日本医科大学(2200万円)
別途諸経費必要、
特待生は入学時授業料250万円免除
4.慶応義塾大学(約2205万円)※2020年度
入学金以外の費用は変動の可能性あり
5.東京慈恵医科大学(2250万円)
入学後に学生会経費10万、保護者会費21万
特待生(5名)は初年度授業料全額免除。
2年生からは前年度の成績上位5名が
特待生、当該年度の授業料の半額を免除
特待生制度などもありますが
別途費用も必要な部分もあり
「比較的」安いだけで
結構な高額であることには
変わりありません笑
我が家のように
地方から進学するとなると
一人暮らしの費用もかかるので
さらに負担大です。
ちなみに
一番高額だったのは
東京女子医科大学の約4620万![]()
…国公立の10倍を軽く超えています![]()
庶民から見ると目が点![]()
娘の学校の先輩に
進学された方もいらっしゃいましたし
ご家庭によっては
特に問題ない金額なのかもしれませんが笑
そして、私立医学部は
受験料が約6万円。
(自治医科大だけ2万円)
私立他学部は約3万円だと考えると
かなり高額です。
さらに入学金に至っては
約100万円です笑
本命が他にある場合には
いわゆる「捨て金」となり得るお金。
私立他学部が
約20万程度であることを考えると
これまたかなりの高額…![]()
…やはり再検討したところで
我が家は少々厳しかったと思います笑
娘が二次試験の緊張のことを
言っていましたが
実際は
宿泊して受験する経験なしで
第一志望の本番を迎えてしまったことが
一番のネックだったと思っていますし
第一志望に合格できた理由の一つとして
「後がない」という危機感と笑
私立を受けないことで
直前期の勉強時間を
本命の二次試験に全振りできたことが
大きかったのでは?と思っているので
結果的に
我が家に限って言えば
「私立医学部を受けない」
という選択肢は
正解だったと言えます。
(捨て金もゼロだったし笑)
本人の実力、ご家庭の事情、
置かれた環境も
それぞれ違うと思いますので
受験方法については
家族でじっくり話し合う時間が
重要かもしれませんね![]()
とにかく最終的には
本人が後悔のない受験が
できますように![]()
応援しています![]()