できれば成功させておきたい
共通テストですが↓
「もしも失敗してしまったら」
これは
直前よりも
少し早めの時期に考えておくと
いいかもしれません。
本番が近づいた頃には
「絶対成功させる
」という思いで

脇目も振らず
ひたすら勉強に打ち込む方が
うまく行く気がしますし
実際に本番が終わってから
出願が迫る中
慌てて考えるのもなかなかハード…

でも
「もしもの場合」を考えることは
上手くいった場合には
結果的に無駄な作業だった、
ということになるので
成功することを信じて

「この結果だったらこうしようかなぁ~」
くらいの気持ちで
あまり時間をかけず
軽めに考えておくのが
いいのかな、と思いました笑
…何をもって「失敗」とするか?
それも人それぞれですが

(例:ボーダーなら成功?
ボーダーだと危険?志望校変更?)
まずは
①出願に踏み切る目安を決めておく
ことが重要かな、と思います。
その上で
②自分の出願する目標ラインに
満たなかった場合はどうするか?
という目線で
いくつかの選択肢を作っておくのが
いいのかな、と。
共通テストに失敗してしまったら
1.二次挽回の可能性を検討
2.志望校決定
A.志望校は変えない
B.志望校を変更する
①国公立の別大学(医学部)
②私立医学部
③国公立別学部
1.二次挽回の可能性を検討
「出願に踏み切る基準」は
多くの人が共通テストリサーチの結果を
基準にすることになると思いますが
「判定はあくまでも目安」
と思うことが大事だと思います。
A判定でも不合格になる人はいますし
C判定で合格できる人もいます。
重要なのは
その共通テスト点数に対し
二次試験で取れそうな点数を足して
合格最低点に届く見込みがあるか
ということかなと思います。
①リサーチ結果の分析
判定の他に、リサーチの結果には
「出願予定者」と「総志望者」にわけた
中の自分の順位や、
得点分布による自分の立ち位置が
わかると思います。
同じC判定でも、Bに限りなく近いC、
D判定でもほぼCのD、等
細かい情報がわかります。
それを踏まえて、逆転可能なCなのか?
例えば、A判定とC判定の点差が
40点だとした場合
二次試験を含む全体の点数として
この40点はそれほど重みがなかったり、
自分の二次力で40点くらいなら
カバーできる、という自信があれば
逆転の可能性も見えてくると思います。
②配点比率
共通テストの割合が二次より高い場合
二次でかなりの高得点を取らないと
挽回は難しいと思いますが
反対に、二次の配点が高ければ、
共通テストにおける多少の失敗は
二次で挽回できる可能性が高いです。
また、共通テストの点数も
大学によっては科目により微妙に
配点比率を変えている場合があるので
失敗した教科が圧縮されている大学を
選べば得点率が上がることもあります。
色々な大学の配点を調べるのも
良いかと思います。
③冠模試の得点と見比べてみる
今までの冠模試の結果を見て
(なければ赤本を解いた時の点数)
挽回ができるだけの点数を取れる
見込みがあるのか?を分析してみる
といいと思います。
模試の時点(赤本を解いた時)達して
いなくても、既にその時と比べると
実力がついている、という場合や
残り1か月でその力を蓄えられる自信
があるのなら、出願もあり?
2.志望校の決定
A.志望校は変えない
引き続き頑張るのみ笑
焦らず、絶対に挽回すると信じる
B.志望校を変更する
①国公立の別大学(医学部)
比較的高い目標を立てていて
その目標を達成できなかった場合に
なると思いますが
「じゃあ目標のレベルを下げて」
と、単純に少し偏差値の低い大学を
探して出願しても、合格できるかどうか
はわからないと思います。
あくまで「偏差値」は目安。
「行きたい大学」にこだわるのであれば
その大学の二次試験について
限りある時間の中でできるだけ研究して
きちんと対策をすることが
合格への近道だと思いますし
「ここかここでないと嫌だ」
というような希望が特にないのであれば
★二次の配点が高い
★問題の傾向が自分にあっている
★得意分野の配点が高い
★苦手分野の配点が低い
★勉強してきた第一志望の大学と
傾向が似ている
など、より合格可能性の高いところに
照準を絞るのが良いのかなと思います。
②私立医学部
私立医学部を視野に入れる場合は
第一志望を私立医学部に変更する、
という場合もあるかと思います。
私立医学部は学校によって大きく傾向
が違う上、面接が重要視される学校も
多いようなので(経験でなくすみません)
「医学部にこだわる」という意味では
私立に絞って対策を練るのも
一つの選択肢かと思います。
③国公立別学部
どこの国公立医学部も
二次試験での挽回が不可能だと判断し
私立医学部NG、浪人不可、の場合
別学部を選択肢に入れる人もいるかと
思います。
総合大学で同じ問題であれば
第一志望大学の別学部を受けるのが
一番合格可能性が高いと思いますが
偏差値など参考に別大学に変更
する場合は、単純に偏差値が少し
低いからといって合格できるわけでは
ないと思うので、その大学の対策を
きちんとすることが必要になってくる
かと思います。
ちなみに我が家の娘のことを書くと
12月の面談でも
「失敗することを考えると
気分が下がって勉強が手に
つかなくなるから考えたくない」
と言い続け
私が強引に
「じゃあ何%までだったら第一志望?
A%だったら?B%以下だったら?」
とたたみかけ笑
予備のホテルを予約したかった…
「B%ってことはないでしょ、
とりあえずA%だったら〇大か〇大、
配点が違うから
どの教科で失敗したかで
どちらにするか決める」by 娘
ということでとりあえず着地…
結果、本番は
自己最高点が取れたので
無駄な心配となったわけですが
本番まではドキドキの日々でした…

本人は
センター過去問や予想問題など
解いていく過程で
安定してある程度取れていたから
確固たる自信を持っていたんだ、と
後で言っていましたが
その時説明してくれ
その時説明してくれ
私は模試の結果しか知らないので
勝手に心配して
B%以下だった場合のことも考え
想定外の大学の二次のことや
他学部のボーダー予想など
こっそり調べて表を作ったり
してありました笑
もちろん
共通テストを成功させるのが
理想ではありますが

もしも思うような結果が出なくても
きちんと分析し
気持ちを切り替えて
合格できる方法を探り
「何としても医学部合格を勝ち取る」
という気持ちを
持ち続けることも大事かと思います

・・・毎度の長文
失礼いたしました。