
*試験の練習
緊張せずに今の実力が出せるか?
*現在の実力と立ち位置の確認
偏差値で見る自分のレベル、
志望大学の学科内順位は
どのくらいに位置しているか?
*弱点を見つける
苦手科目、各科目の中の苦手分野を
見つける→今後重点的に強化する
*勉強した部分がきちんと得点できて
いるかの確認
自分の勉強成果が表れているか?
→勉強した分野が出来なかった場合は
原因を分析、勉強の仕方の見直しも
こんなところかなと
思うのですが
受ける模試によって
微妙に違いもあると思うので
上記とはちょっと別の視点で分類をして
模試のこと
1.共通テスト模試
2.記述模試
3.冠模試
4.医学部模試
1.共通テスト模試
*上記以外の目的
①共通テストの形式に慣れる
共通テスト独特の
「解き方のコツ」が必要なので
(例)数学だと、記述に比べて短時間に
多くの問題を正確に解く力が必要、等)
時間配分など、回を重ねて
自分のやり方を探るとよいかと。
②マーク、自己採点の練習
マークミスせず得点できているか
自己採点と実際の結果が違って
いないかを確認する。
*本番は自分の自己採点を元にして
出願先を決定するので
自己採点と実際に取れた点数に
大きく隔たりがあると、リサーチ
の判定は全く無意味なモノになって
しまいます。普段からマークミスに
気をつけて。自己採点も正しくでき
るよう練習が必要かと思います。
*結果の利用
①得点率
国公立医学部はどこも高い得点率が
必要になります。
娘の時は「最低85%」と言われて
いたのでそこをまず目標にしていま
した。実際の共通テストのボーダー
得点率は、センター試験と比べて
全体的に1〜3%程度下がりましたが、
今後また上がる可能性も視野に入れ
その辺が取れているかどうかは1つの
目安になるかと思います。
②科目別の目標を作る
目標の得点率に達成するために
結果を踏まえて、どの教科でどれく
らい取る、というように
具体的に、教科別の目標を立てると
強化すべき科目もわかっていいと
思います。
*判定の捉え方
まだ勉強が仕上がっていない場合
最初の頃の結果は、あまり気にしなくて
いいと思いますが、既にかなりやり込ん
でいるのに判定が悪かった場合は
勉強の仕方の見直しが必要かと思います。
逆に、先取りして勉強しているのが
理由で最初の頃にA判定が出ていても
その後、力をつけてきた人に追い抜かれ
る可能性もあるので気を抜かないように。
11月12月に行われる模試の判定は
みんなかなり仕上げてきているので
信憑性は高いと思います。
いい判定が出ると自信を持って本番
を迎えられます。
ただし、娘のように、最後のプレテスト
も気にせず、本番当日に照準を絞って
勉強している場合
「ここはまだ仕上がっていないから」
という部分が足りないだけであれば
それほど気にせず、本番に向けて
計画的に進めれば問題ないと思います。
「判定」よりも、自分が仕上げた部分が
きちんと得点できているか?
足りない部分の強化が本番にきちんと
間に合うのか?を目安に
その時点での実力を受け止める形で
よいのかなと思います。
2.記述模試
*上記以外の目的
①解答の仕方の確認
自分が勉強して身につけた力で
きちんと解答して得点できたか
→減点の理由や記述の仕方を学ぶ
(数学や英作文など)
②問題形式と時間配分の練習
少ない問題数で思考力を問われる
問題に対して、自分がどう解答できる
かを学ぶ
→得意な形式や問題傾向がわかると
大学選びの基準になる
*結果の利用
①学校選びの基準にする
自分に合った問題形式、配点の
学校を選ぶと合格確率があがる
(大学名にこだわらない場合)
②記述の仕方を鍛える
減点されない解答ができるように
*判定の捉え方
実力として真摯に受け止め、弱点を
強化することが必要ですが
自分の志望大学と問題形式が全く違う
場合は、あまり気にしなくていいと
思います。
(例)数学→志望大が少数の難問を長時間で解く
形式に対して、模試は高速処理型の
問題だった場合 等
基本的に、二次試験は各大学によって
傾向が違うので、記述模試の成績が
二次の得点に直結しません。
あくまで、全般的な力を知る目安くら
いに捉えておくのが良いかと思います。
きちんと復習をして、実力が足らない
部分は強化しておくことは必須だと
思いますが。
…長くなってしまったので
3.4については別で。
つづく。