前述した通り
娘は部活動中心の生活を送っていて
塾以外、受験勉強に対応したような勉強は
していませんでした。
本人曰く、ですが
そんな中でも
「受験生になった時には
既習範囲の基礎はできていた」
というので笑
その方法を書いておこうと思います。
あくまでも、一例ということで
ご承知おきくださいませ。
高1・高2の勉強法
1.定期テストの対策を万全にする
(小テスト含む)
2.受験対策に特化した塾の授業
3.塾の予習復習を怠らない
1.定期テストの対策を万全に
する(小テスト含む)
娘は、定期テストに関して
いい順位を取ることにかなりの情熱
を燃やしていて笑
普段はあまり勉強していない分、
テスト週間は死ぬ気で
勉強していました。
高1の学校の三者面談で担任の先生に
「勉強の仕方を見直した方がいいかも」
「今の勉強の仕方だと
これから辛くなってくるのではないか」
というようなことを言われ
娘が「馬鹿にされた気がする」と
相当怒っていたことを覚えています笑
男性の先生だったので
多分「マジメ女子あるある」の
「暗記するような勉強をしていて
模試では点が取れない」
ような勉強の仕方を
心配してくれていたのだと思います。
(・・実際、私もそう思っていた)
要は、早くから定期テスト対策を始め
定期テスト用の猛勉強をしているから
そこそこの順位が取れてはいるが
その勉強の仕方では受験に通用しない、
と言いたかったかと。
…でも、違っていました。
結果的に、その勉強法のおかげで
高3になる時点で、既習範囲の
基礎は完璧に近いものになっており
早い段階から、応用力をつける勉強
にシフトできました。
まず1つ目として
娘は決して「定期テストのための勉強」
だけをしていたわけではなく
「定期テストの範囲を完璧にする勉強」
をしていたということ。
(私も全く知りませんでした笑)
例えば、学校の教材では、
テスト範囲の中から一部、提出しない
といけない課題が出たりする場合が
あっても、その課題だけでなく、
「テスト範囲」の全てのページを
勉強して、その範囲全てを完璧にし
テストに臨んでいた、とのことでした。
例として、数学のチャートについては
テスト毎にテスト範囲の単元を3周し
ていてあり、さらに高2の春休みに
2周し計5周したそうです。
(数Ⅲについては授業と同じスピードで
進め、最終的に5周まで)
そして2つ目としては、
頭の良さは別として、娘は、
集中力と忍耐力、持久力が人より
少々優れていました。
人から見たら苦行のように思える
勉強法も、特に難なくこなすことが
できたのです。笑
というわけで
先生のご心配に及ばず、そんな勉強法
を淡々とこなして、
高3まで定期テストは完璧に。
第一希望医学部にも合格できました。
それとは別に、娘が言うには、
授業の各教科で行われるちょっとした
小テストも、必ず満点を取るつもりで
臨んでいたとのこと。
「その時その時を完璧に仕上げる」と
いうことをコツコツ積み重ねることが
大事かもしれません。
さらに言うと、定期テストに真面目に
取り組むことには、もう一つメリット
があります。
授業を大切にする、ということができる
ので、成績が良くなります。
先生からも高評価をもらえるので、
評定平均が上がり、途中で思い立って
「推薦入試」を視野に入れることも
できます。提出する調査書にも有効!
思うに、医学部受験は
共通テストも失敗が許されず、
満遍なく学力をつけることが必要。
二次に関してもかなりのレベルを
求められるので、基礎から応用、
細かいところまできちんとカバー
するためにも、手法に逃げずコツ
コツと積み重ねることが大切かと。
2.受験対策に特化した
塾の授業
*S台予備校の数学
実際の入試問題に即した授業で
最初は難しかったけれど
早いうちから入試問題に触れて
いたことが、数学が得意になった
理由の1つかも、と言っていました。
*英語塾
先生の作成したテキストを元に
文法、構文、長文読解、英作文
ヒアリング…と
きちんとしたカリキュラムが
組まれていて
「合格するための授業」でした。
基礎から応用、実践…
信頼してついていって正解でした。
3.塾の予習復習を怠らない
「塾は行き過ぎても落ちるから」
としつこく言っていた娘。
きちんと予習復習できないと
授業を受けても無駄、とのことで。
数学に関しては
「わからなくても、
自分の力で解いてみる」
ということが、思考力をつけること
に繋がるので、予習は大いに意味が
あるそうです。復習はいわずもがな。
とにかく、とった授業をきちんと
自分のものにすることが大事だと
言っていました。
英語塾に関しては、毎回単語テストが
あり、その時々をきちんと勉強してい
くことで単語力が積みあがっていきま
した。その日の単元毎に一つ一つクリ
アしていくのが大事とのこと。
ちなみに、娘は高2で英語塾に入った
のですが、先生に
「高2なら間に合う、
今来てくれてよかった」
と言われました。
理系にとって、高3で英語に時間を
費やすのはもったいない、とのこと。
高3は数理に時間を費やすべき!と。
後から考えて、なるほど、納得です。
長々と書いてしまいましたが
結局は
受験生の1年間だけでなく
長い目で見て
まずは目の前の小さなことに
全力で取り組んでいくことが
大切かと思います。
もちろん、
全く勉強していなくても
高3になってガッとやって
急激に成長して合格してしまう
超絶優秀な人もいると思いますが
医学部はとにかく
抜かりなく得点することが必要。
優秀な上にさらに積み上げている
人達と戦うためにも
「勉強し続けられる能力」
もかなり重要になってくるかなと
思いました。