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更年期vs老年期
母と過ごした10年は
私自身更年期の真っ只中だった。
時折 体調不良で病院にいったり
漢方薬を服用したりしていたが
寝込むほどひどくはなかったし
日常生活に支障をきたすほど
でもなかったので
比較的軽い方だったと思う![]()
一般的に言われるように
突然イライラしたり
ちょっとうつ的になったり
特に不快だったのが
更年期特有の
“ホットフラッシュ”
いわゆる“ほてり”だ。
真冬なのに急に暑くなって
頭や首、顔から容赦なく
汗が吹き出て来る![]()
なのでどこに行くにも
ハンカチは毎日2,3枚は
持ち歩いていたし、
冬でも半袖になりたいときが
多々あった。
そして母は母で
甲状腺の薬を
服用している影響なのかは
よくわからないが
季節や気温・室温に関係なく
急に暑がったり寒がったりを
頻繁に訴えてくるようになった。
どうやら体温調節が
上手くいかないようだった。
しかも下半身は寒いが
上半身は暑い
とのことだからややこしい![]()
母は1年を通して
下半身は何枚も重ね着を
しているが、
上半身は薄着でいることが
多かった。
大抵のお年寄りは
寒がりの方が多く、
夏でも厚着をしている
イメージだったので・・
夏に半袖Tシャツの袖を
肩までまくりあげて
アイス🍦を食べている母に
私はよく
「なんか変な年寄り!」
と言って笑った![]()
こんな二人が一緒の空間にいると
意外と厄介だ。
例えば北海道の冬は
家の中は常にストーブをつけて
暖かいのだが、
私が例によって
ホットフラッシュに襲われ
「暑い」と感じたときに、
運良く母も
「暑いね」と言ってくれると
めでたくストーブを一旦消して
しばし涼しい空間にいられる![]()
ところが私が「暑い」時に
母が「寒い」と言ったら
残念ながらストーブは消せない
ので、仕方なく私は他の部屋に
移動して、自分のほてりが
さめるのを待つ![]()
ようやくおさまって戻ったら
今度は母が「暑い」と言うので
ストーブを消して
寒い中
母のほてりがおさまるのを
待つ![]()
もちろん着るものでも
調節するので、
消したり付けたり
着たり脱いだり
部屋から出たり入ったり
まったく忙しい時間だ
(笑)
そんな時、母は決まって
「あんたは更年期だけど
あたしのは何かね
」
と聞いてくるので、
イライラしながら
「は?老年期じゃないの?」
と適当に答える私だった![]()
そんな
更年期と老年期の戦い?は
しばらく続いたが、
最近ようやく私の更年期が
落ち着いてきたことで
戦いは収束しつつある![]()
母さん
これからはもう少し
優しくするからね![]()
✯更年期vs老年期 おわり
