ノブさんと私のALSの話
かけがえのない日々の日記
2016.3月
入院初日
主治医のM先生にMNDの疑い、、、
変性疾患、ALSの疑いもあると説明を受けた。
ALS
調べれば調べるほど、大変な病気だとわかった。
そして、ノブさんの今までの症状がすべて
当てはまる。
筋力の低下。とくに左手が力がはいらない。
嚥下障害。麺がすすれない。固いものが噛めない。飲み込みづらい。
言葉が話しにくい。
首が持ち上がらない、、、。
検査入院は暇だ。
検査は一日中あるわけじゃないので
ノブさんは退屈していた。
毎日私がお見舞いに行くと、嬉しそうな顔をする。
なんか、可愛いな(^o^)
暇だと思いレンタルマンガを持っていくが、長い時間読むと首が痛くなるようだった。
寝て起きるときに首が持ち上がらないのを
ノブさんは気にしていた。
2人で気晴らしに散歩にでかけた。
坂を上って外来の病院へ。
ここは新しいから、コンビニやレストラン、スタバがある。
レストランに入り2人でチョコレートパフェを食べた。
うま〜い!
酒を呑まない生活は健康的だけど
甘いものがやたら食べたくなる。
ノブさんは病室に戻りたくないな〜〜って言う。
このままパチンコでも行っちゃおーか!
と一瞬、、、
いいや。戻るぞとノブさんがつぶやいた。
同じ四人部屋にMさんという60代の
患者さんがいた。
MさんはALSに罹患し、
2ヶ月以上入院しているらしい。
夜間だけバイパップをしている。
ノブさんはMさんと話をするようになった。
Mさんは穏やかな人だった。
いつも笑顔で優しい。
ノブさんにMさんは検査で違うってわかればいいね。
って言っていた。
あるとき、Mさんの娘さんが面会にきていた。
カーテン越しだけど娘さんが泣いているようだ。
私たちは談話室へ行った。
ノブさんは
Mさんは退院したら家には戻らず介護施設に入ると決めたんだって。
と言った。
空が高く青い。吸い込まれそうだ。
8階から見る景色は素晴らしく綺麗だった。
つづく
まふもふマンガコーナー
(3.4年前に書いたマンガです。良かったら見てね!)
すみません、、、わかりずらいんですがパチンコ、北斗の拳のネタです(^^;;
ノブさんはパチンコ好きでデートはいつもパチンコでした(笑)

