あたしがいま読んでいる本はとても興味深い。

目次だけでも…
「生きること」に飛び込むか 逃げ出すか
「愛し合う」が不安になるとき
私が欲しかったものは「保証」
過去に愛されなかった記憶
父に去られた子供の苦しみ
痩せても抑圧された苦悩は癒されない
子供のまま大人になった人たち
食べては泣き、泣いては食べる
ダイエットは大人を子供に戻す
最初のレイプ
二度とセックスしたくない
自分はとても汚れている
長いあいだ待ち望んでいた愛
過食症は傷を覆うギブス


…などなど。
食と愛は深く関係しているみたい。


現在愛されるということは、過去に愛されなかった記憶を呼び起こします。

もう終わったと解決できたと思っていた問題と直面しました。
子供に逆戻りした気がしました。


拒食、過食の真の理由は無視、信頼・愛情の欠如、性的身体的虐待、表面化できない怒り悲しみ、差別の対象になることや再び傷つけられることからの自己防衛と関係があるというのです。

食で自分自身を虐待するのは、自身が虐待を受けたからで
精神的外傷を負ったからでなく、精神的外傷を抑圧したから、自分を嫌悪する不幸な成人になったというのです。


過食の苦しみは本当の苦しみじゃない。
本物の苦しみは喪失、孤独、悲しみ、恐怖。

そして喪失、孤独、悲しみ、恐怖の感情から関心をそらすために
自分が作り出した苦しみ。
本物の苦しみの上に自分が作り出した苦しみがのっかっている。


傷口にいくら絆創膏を貼りつけても
はがすたびに皮膚が引っ張られて痛いと悲鳴をあげるの。

本当に傷を癒すなら
傷口を開き、風と太陽と時の流れにさらして内側から治すべきなんでしょう。


ひとりのひと と愛し合うとき 自分の全てと向き合う苦しみ。


根本的な問題が解決しないまま だったから
あたしはそれまで認識するのを避けていたもの と向かい合うことになったんだね。


あたしの最後の難関なんだわ きっと。

求めている愛が本当の愛になるとき。
それはどんなに素晴らしいかな。