16時に現場につくと、もう検査は始まっていました。さくら事務所の方と、いつもの担当監督と彼の上司の監督さん(←おぎやはぎの大きい人?に似てる〜)の3人。
一部さくら事務所から鉄筋についての物言い(?)がつきました。
それがこちら。
西側子供部屋のつながり部分です。
このふたつ、底盤(底の配筋=スラブ)の幅も鉄筋の太さも違います。
奥の子供部屋1が15センチ幅の底に、直径16mmの鉄筋。
手前子供部屋2が20センチ幅の底に、直径13mmの鉄筋。
家全体は子供部屋2の仕様になっていて、子供部屋1だけが違います。
これは構造計算の結果、この部屋は特に強く作られているんだそうです。
(つまり太い鉄筋で細かく配筋されている。)
そんなの見ても全然気付かなかったウッカリな私なので(←それもどうだろ、ですよね)
ちゃんと計算して作ってくれてるんだーすごーいと単純に感動するだけなのですが、
さくら事務所さんの指摘は
2つの部屋のつながり部分の補強部材の太さ!
鉄筋と鉄筋のつなぎめ部分は構造的に弱くなるので、重ねて配筋することが決まっているのですが
(定着長さは、鉄筋直径×40と決まっている)
ここに使われている鉄筋が
D(直径)16の鉄筋に対して、D13の鉄筋が
使われています。
つまりD16をD13が支えている。
D16に対してはD16で定着させるのが一般的らしいですが、新昭和ではD13でするのが標準だそうです。
さくら事務所の住宅診断は、
「建築基準法にのっとって設計された図面通りに施工されているかを確認する」
というものですので、
「施工会社の仕様がそういうものであれば、
それでいいです」
となります。
上記の仕様で建築基準法的には全く問題ないので、このままでもいいのですが、設計部に確認して対応を考えます、ということでした。
結果に関してはまた今度
長くなりましたので、
住宅診断、また続く
★若干、理解しきれてないかもしれないので、誤りあればご指摘お願いします
今後建築される方の参考にちょっとでもなればと嬉しいです
【追加画像】
載せるの忘れました
監督さんにもらった構造図面の中にある
ものです。
わかってくると図面見るのも楽しい