ゴールデンウィークと言えるほどの休みはなかったのだが、一応3・4・5日と三連休があった。
その3日間、連続でプラモ部でビデオ通話をした。
昼過ぎから深夜までの長時間。
お酒飲んで、おしゃべりしたり、それぞれで作業したりと、相変わらずのフリースタイルで楽しく過ごせた。だから、ついつい日付が変わるまで繋いでしまう。
映画の話が楽しかったなぁ。
センスが近いからホントに話が噛み合う。
違う部分も認め合えるし。
自分が抱えている思いも聞いてくれるし。
僕はきっといろんな人にかわいそうだと思われているんだろうけど(妻のこと以外にも)、妻を亡くしたという唯一辛い経験をしただけで、かわいそうではない。
でも、きっと色々とかわいそうだと思われている気がする。知らんけど。
ま、しょうがないことだと諦めている。
でも、プラモ部はそれを理解してくれるありがたい仲間だ。
本当に楽しくて、幸せなゴールデンウィークだった。
そんな楽しい思いをしたせいか、久しぶりに妻が夢に出てくれた。
思う存分、甘えさせてもろて、イチャイチャさせてもろて。
何となくコレは夢の世界だなぁと分かる、いわゆる明晰夢というやつだったので、出来る限り覚醒しないようにして、今伝えたいありったけの想いや言葉を妻に届けた。
妻はニッコニコ笑いながら、聞いてくれた。
何とも素晴らしい目覚めで、開口一番、「ありがとねー」と声を掛けた。
妻に先立たれたのは、いつだって寂しいけれど、やっぱり明るく朗らかにいた方が今の妻と波長は合うんだろうなぁ。
そこに導いてくれる仲間達に感謝したい。
僕一人では、明るく朗らかにはなるのは難しいもの。どうしたって、妻を求めてしまう。
いつだってそばにいるのにね。
それを感じさせてくれる、楽しい時間にありがとう。
40過ぎて新しい仲間が出来るなんて、本当に恵まれている。
妻のお導きだね、間違いなく。
人生最大の悲しみを経験したのに、その後に、こんなに楽しいこと、ありがたいことに囲まれているんだから、やっぱりかわいそうじゃないんだよなぁ、僕は。