今年一月。
上海から日本に春節休暇を利用して一週間の一時帰国。
そのころはここまで全世界で拡大、蔓延するとこれっぽっちも思っていなかった。
帰れなくなってから。
1か月目→「こんな長く滞在するのは久しぶり。せっかくなら楽しもう!」
2か月目→「先行き不透明な状態がいつまで続くのだろう、上海の家に帰りたい」
3か月目→「そもそも帰りたいのか、上海に?」
上海に帰りたいのか?
空気も水も綺麗で、
食べ物がおいしくて、
人も物も快適で、
両親とも会えて、
言葉やネットの不自由さもなく、
綺麗なお風呂に毎日つかることができる日本のほうが、何倍も良くない?
フードコートの席取りでカバンを安心して置いて行けたり、
リュックあけっぴろげで歩いている人を1日に二回もみたりするほど、安全な日本のほうが良くない?
それなのに家族みんな、なんで「家」に帰りたいのか?
それは上海が、「自分の家」がある場所だから。
自分の家といえば、日常生活や思い入れがある場所。
「安心な日常」を象徴する場所。
家族がいて、安心な日常を送ることができる場所なら、それはどこだっていいんだ。
上海でも、沖縄でも、大阪でも、インドでも。
「清を児童接触できなかったところだ」
「生産日程 見てください口止め」
「赤ちゃんボギー用」
似非アイリスオーヤマのカイロのめちゃくちゃな日本語を読んで息子と笑う。
上海は「日常」とそして、
「愉快」の象徴でもあるのかもしれない♪