昨日深夜に調べ物をしていた時に、何気に聞いていたYouTubeの内容がなんだかしっくりきたので、それを紹介しようかなと思う。
その前になぜこのYouTubeを取り上げるのかというと…この番組ではNewJeansとADOR(ハイブ)のことを話しているのだけど、私はこれを聞きながら、どこかこれをテテだったり、BTSととハイブ関係にも近いものがあるように見えて…そう変換して聞いていた部分もありました。(全部じゃなくて一部ですけどね)こういうことが、ファンを二分割しているんだろうと思うところも興味がありました。
ここで話している局長は、自身に偏見が入っていることと、正しいと断言してるわけではなく、参考程度にしてと話していますのでそれを踏まえて読んでください。
で、本題!
賛否分かれる理由はそもそもの視点の違いでは?って言ってるんだと思う。
見解は2つ
①K-POPオタク
(K-POPが生んだスター)
②音楽オタク
(NewJeansがスター)
①の人たちは、過去のKPOPの歴史も分かってて、NewJeansも好きになっているが②はKPOPのことを殆ど知らずに、NewJeansを好きになってKPOPを知った人も多いので、本来はKPOP自体に抱える歴史の闇があるが、NewJeansが所属するHYBEが闇に見えるのではないか。
これはBTSを好きになったときの私にも、とても当てはまります。元々KPOPに興味がなく洋楽やJ-POPは聞くけど…という私が、バンタンファンになった時は、「②だった」と感じる。ただ少し違うのは、周りのリア友は揃いも揃って「みんな①だった」のでそっちの情報が入っていたことと、私自身が相当な韓ドラファンだったので、韓国俳優に関しては、そこそこオタク歴史があります。
次に
①の人たちは、ハイブだから売れたという認識
②は、ミンヒジンだから売れた
①は、ハイブじゃなく、小さな会社のチームNewJeansだったら、デビュー前にも関わらず多くのメディアが取り上げたのだろうか。局長自身もハイブだから…という前提があって取り上げた話題もあったと話す。マスコミからも、BTSの妹、BTSの後輩、ハイブがだすヨジャ。これらが前提にあって注目されていた。
②の方々は、ミンさんやそのチームが優秀だから売れた。NewJeansが優秀だからという認識と局長は話す。これらの音楽オタクは、BTSが作り上げた歴史もちゃんと理解はしておらず、ハイブ、マルチレーベルについても同様に、トラブルになるまでは知ることなく、ある意味純粋に音楽としてのNewJeansを応援してる人たちかもしれませんね。
ここをBTSに置き換えることはできない、ハイブの歴史を作ったのはBTSとBHの人たちだから。
そして
①サークルチャート除外は厳しいでは?
(韓国で活動ができなくなるのでは)
②Billboardの常連なので問題なし
(世界のニュジ、韓国は要らない)
①は、KPOPのチャートなので、ここから除外されるということは韓国での仕事ができなくなるのでは?という心配をしている。さらにサークルチャートには海外のレーベルも関与しているので、海外でも100%の反映ができなくなるのではないか?という懸念。
KPOPファンからしたら、ニュジは過去の先輩たちのバトンを受け継いだ、そうやってKPOPは歴史を重ねているのにね…という考え。
しかし②は、Billboardなど、海外での活躍があるので、韓国のチャートに反映されなくても問題ないという考え。もう今のKPOP界で、彼女たちは天下を取ったのだから…という事実が、ニュジとファンの傲慢さに繋がっているのでは?
BTSで考えると…彼らは大手ではなかったので、デビューしても全然全くいい環境にはならなかった。給料も安かったから、彼らのトークの中でお金がない話題も出ている。1位取ったからって金銭面で簡単に恵まれたわけでも、練習場所が屋根が高くて広いところになるわけではなかった。練習場の狭さと低さは、ハイブに変わる瞬間まで続いていたよね。
苦労が当たり前で来ている彼らは、有名になっても韓国での出演妨害や、悪意ある噂、これらに悩まされ続けてきた。だから海外ファンの人達からは、②の意見も多かったように感じる。言い方悪いけど「捨ててしまえ」のような、韓国を侮辱する言葉も幾度と見た。
だけど彼らは韓国人なんです。家族がいる祖国を愛してます。ファンが自分勝手に抱くような感情よりももっと深い愛情をもっています。だから、今までずっと音楽を通して色んなことと戦い続けているし、何よりも「謙虚」なんです!!!←ここが一番尊敬できるところじゃないですか?
ファンが暴走したり、彼らを尊重しない発言を平気でしてるのに、彼らは冷静で、いつでも謙虚だし、感謝を忘れない。これは、みんなが大嫌いなパンシヒョクの教えが少なからず反映しているんです。全てをパンさんが教えたわけじゃないでしょうけど…。ですがそれは事実ですし、ニュジとの明らかな差だと感じています。
ここからは纏めて書きます。「K-POPの闇に対して」の話に繋がるのですが、
①の人たちは、その都度、会社へ抗議はするけど、最後までとことん戦うことはしていない。①の人たちはK-POPの歴史を見てきているので、これらはハイブだけの問題ではないという考えだからだ。過去には東方神起もあった。直近ではフィフティ・フィフティがそうだったので。
②の人たちは、ニュジの子たちが戦うなら支持し、応戦する!どっちがいいか悪いか、最善がなにか?ではなく、とことん一緒に戦うよ。という姿勢です。バニーズがいい例ですよね。
更にYouTubeでは結論まで書いていて…ここは凄くBTSファンと似たような印象を受けたところなんですが…
①の人たちは、ニュジが見えなくなるのは避けたい。だからこそ、ADORと上手に話し合い、なんとか音楽活動を続けていけないものか?と考えています。それをまるで受け入れないニュジの態度、インスタ立ち上げなどをみて、自分たちだけで成功したのか?という根本に結局①の人たちは戻されることになっています。いろんな大人たちがたくさんの努力と援助でここまで来たのに…謙虚さがない。という意見。
②の人たちは、ハイブが最悪だから、本来もっとニュジは売れるんだと。それをハイブが妬んで邪魔してるんだという考えになっています。なので、大切にされないのだから出て行こう、バニズたちが応援する!という考えのようです。
これを読んで、私はBTSの状況にあてはめてしまいました。
これは以前も、何度となく書いていますが…私自身は、彼らがハイブを離れて個々に活動するのなら、その時点で応援の形を変えればいいと考えています。そのため、②のNewJeansファンの考え方はよく理解できます。
しかし、ハイブ時代と同じ売上を(ソロになった彼らが)維持できるほど応援し続けられるかは疑問です。BTSファンには「OT7」(7人全員推し)が多いため、7人揃っているからこそBTSを応援し、7人で作る楽曲を好む人が多いと思います。単推しのファンも多いですが、単推しだけで永続的にランキング上位を維持できるかは不確実です。
独立後は、新しい会社のファンクラブに入り、アルバムやグッズを今まで以上に購入し、視聴回数を稼ぐなど、より積極的な支援が必要になるでしょう。メンバーも俳優業など多方面で活動し、収入源を確保する必要があるかもしれません。
ハイブの待遇について、「奴隷契約」という批判もありますが、NewJeansのデビュー2年での年収5億円という例を見ても、ハイブの還元率の高さは明らかです。BTSはさらに高額な報酬を得ていると思います。
私たちファンは、彼らの人生をどこまで保証できるのでしょうか?「守る」とは具体的に何を意味するのでしょうか?私たちの役割は「護衛」ではなく「応援」です。この区別を忘れてはいけないと感じます。
彼ら自身の決断で独立し、BTSが消滅するかもしれないし、収入が減少するかも知れない。これを構わないとメンバーが考えるなら、私たちは応援すればいいんじゃないでしょうか?しかし現状は、見える部分だけを否定的に捉え、独立を煽る。これはどう考えても適切ではないと思います。
ハイブ離脱後も、ハイブ時代以上のメリットと責任を、(独立を騒ぎ立て、それに賛同するファンだけで)果たせるでしょうか?本当の意味で、推しを幸せにできるでしょうか?(そもそも彼らにとっての幸せが何かも、私たちには正確にはわかりません)
このYouTubeチャンネルが、あらためて深く考察をする機会を与えてくれました。
こちらがその番組です。↓ぜひ観てね。