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ふと20歳過ぎのことをことを思い出した。
私はその時やっていたアルバイト先のお姉さんと
初めての海外、ハワイに行ったことがあった。

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私の世代の子供のころって
まだ携帯どころかインターネットが普及してなくて

だこら海外は今以上に距離があって
夢の世界だった。

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私は10代の頃から世界に憧れがあったけれど
世界に出ていく事は
当時の自分にはかなり遠い世界の事だった。

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それどころか10代の頃の私は
自分の色んな可能性に塞いでいたので
アルバイトをしながら
夢のような世界に心を馳せているだけの少女だった。

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意識の変化が最初に起きたのは
20歳でそれまでやっていたアルバイトを辞めた時。

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そこは近所の飲食店で、
私は少し雑な扱いを受けていて
自分自身の価値もそんな物なんだろうと
その時は信じ込んでいた。

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そこで次のアルバイト先は
少しだけ時給のいい所を選んで
巷の大きなデパート内にあるレストランの
支給係に入った。

入ったそこで、私の扱いが逆転した。

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私は優秀な人でもないんだけれど
場を移動しただけで
世界からの私への評価が一転して変わったんだ。

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その時私の中の『可能性』が少し広がったと思う。

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そこのレストランの仕事で
後からとても綺麗なお姉さんが入ってきた。
その時その人は25、6歳。

なんだか私と仲良くしてくれて
色んな話に花が咲いた。

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仲良くなったのには少しきっかけがあって
私が以前、実はその人を見た事があったのだけれど
それは別の話として

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ある日そのお姉さんが
「ハワイ行かない?」
と誘ってくれたんだ。

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とにかく私にとってそのお姉さんは
とても経験豊富な人で
エピソードも豊富な人だった。

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多分お姉さんは何かモヤっとしてたか、パーっとしたい
そんな気分だったのかもしれない。
今思い返すと
当時の私は知らなかったエネルギー的な生き方を
そのお姉さんは天然でやっていたと思う。

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それで「ハワイへ行く」という可能性を
そのお姉さんはその時点で
簡単に選択できる人だった。

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そして当時の私は自分の可能性に塞いでたわりに
本来は無限の可能性を見ていたい人だってので
2つ返事で行くと答えた。

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いまでも覚えてる、
2泊5日という日程で77000円の
ハワイ格安パック。
アルバイトのお金でも行ける金額。

しかも私は何故か
パスポートだけは10年用をしっかり持っていた。

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そこからは初めての体験ばかり。
覚えてるのは初めて買った安いスーツケース。
安っぽいブルーで見た目はさほど良くないけれど
私の大切な初スーツケースだ。

スーツケースは国内の旅行では使わない。
今でもお店を見てるだけでワクワクする。

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そして初めての国際線の空港。
そこからの記憶は
とにかく匂い、香り、香り。

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嗅いだ事のない海外独特の香料が
私が初めて大きく世界を広げた
可能性の扉を開いた香りとして記憶された。

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今でもあの甘い香料は
はじめての冒険のハートがキュンと来る感覚を思い出す。

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格安のホテル、

行っただけの日程、

それでも私には人生の可能性を広げる
大切な鍵をもらった体験になった。

私の世界に
ハワイへ行く
というシナプスが生まれたんだ。

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そういえば、私も役に立とうと
ワイキキ沿いのハレクラニだかのリッチなホテルでの朝食がお勧めだと本で調べて行って
安いホテルだけど朝食だけは
美味しくて気持ちが良いものになり
お姉さんにも好評だった。

まだ携帯も持っていない頃だった気がする。

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そして振り返ると
その後からかなり
人生に新しい体験や展開が
どんどん起きだしたと思う。

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今はエネルギー的な理論を知ってるけれど
理論よりも何よりも
体験による肌感覚は深く根付く。

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本当は誰もが可能性の鍵を全て持っていて
けれどそれを選ぶという脳のシナプスがないので
選べないと信じ込んでしまっているだけだという事。

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だから一足飛びは難しいけれど
そこに繋がる展開の一つ一つは
自分が「望みをだして」いたら
その糸口として必ず現れてくる。

そして一つ一つの経験が
新しい可能性のシナプスになる。

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新しい体験をオーダーしてる今、
そんな事を思い出した。

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