こんにちは!
ナース/助産師のための英語コーチ
たえこです。

 

 

 

ナース・助産師さんのための英語コーチング

 

 

今日は、NCLEXでも日常でも
よく使われる英単語
 「tender」 について、
サクッと解説します。


まず、日常英語での tender について。

tender は、主にお肉などに対して
柔らかい」 という意味で使われます。
This chicken is so tender! I love it.
(このチキン、すごく柔らかい。おいしい!)


余談ですが
私がアメリカに移住したばかりの頃は
softを使っていました。


softは食べ物で使うなら
パンやケーキのような
柔らかさのイメージで、
お肉に使うと少し不自然になります。
(義母が毎回訂正してくれていました。
優しいですね!)


英語では、
お肉や食材の「柔らかさ」= tender
を使いましょう。


次に医療英語の tenderです。


医療の文脈では、
tender はまったく違う意味になり

Tender(形容詞):押すと痛い
Tenderness(名詞):圧痛



つまり、
tender = painful when touched
という意味になります。


例文
The abdomen is tender to palpation.
 (腹部に圧痛があります)

There is tenderness in the right lower quadrant.
 (右下腹部に圧痛があります)


NCLEXや医療現場では、
このように tenderness(名詞)
が使われます。


ちなみに、
この単語を知らなくても、
同じことを別の言い方で
患者さんに伝えることはできます。

Do you feel pain when I press here?
 (ここを押すと痛みはありますか?)

Do you have tenderness here?
 (ここに圧痛はありますか?)


 tenderness は専門用語ではありますが、
 患者さんにも十分伝わる単語です。


NCLEXでは tender / tenderness が
結構よく出てきて
意味を知らないと、
一瞬フリーズしてしまいます。


「体が tender」= 圧痛がある
このワンポイント、
ぜひ押さえて下さいね!


ちなみに、
nontenderは

「圧痛がない」・「非圧痛性の」
になります。

 


それではまた!

 

 

    

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