昨夜は案の定、まともに眠れませんでした。

抱っこと授乳とを繰り返しつつ、半分寝ぼけた頭で今回の妊娠・出産・その後から今までを振り返ってみたり、むすこ①のときと比べてみたり。


むすこ①を妊娠・出産したときは、かなり適当なタイミング法で割とあっさり妊娠。

その後も、貧血検査で引っかかったことがあるくらいで、特にトラブルらしいことは何もなく、お産も初産にしては陣痛時間も短く、安産と呼べるものだったと思います。

まあ、初めてなんで、その時はそれでもしんどかったし、初めての新生児との生活にも自信はないし、想像以上(想像が甘かったと言うこともあるのだけど)に体力的にきつくてふらふらでしたが、それでも今回と比べたら、助けてくれる実母がいた分は楽だったなあ、と。

身体の回復も、順調だったしな。



むすこ②は、妊娠からしてなかなかできず、やっと妊娠できたと思ったら、前置胎盤との診断。

週数が進むに連れて、胎盤の位置が上がり、32週に入る直前には、無事低置胎盤も脱出していて、これでもう胎盤については一安心、と思っていたのが、実はそうではなくて。


切迫早産なんかもはさみ、出産自体も想定外のことになった最後のおまけ。

通常なら、後産として出るはずの胎盤が、出ませんでした。

自分では、その時、どういう状態になっていて、何が行われているのか全くわからなかったんだけど、赤ちゃんはもう産まれているのに、先生や助産師さんや看護士さんがいろいろごたごたした雰囲気で、おまけに出産よりもひどい激痛。

出産時のトラブルで精神的に不安定だったこともあって、もう恥も外聞もなく、泣き喚いていました。


むすこ①の時は、切らず、裂けずで産めて、ちょっとできた擦り傷を消毒しただけだったのに、今回は、会陰裂傷もひどかったらしく(看護士さん談)、縫合も麻酔を何回か打ちながらにも関わらず、縫い合わせている痛みにも麻酔の痛みにも半泣きになりながらの状態でした。


数時間たって、ぐったりしつつも何とか気持ちが落ち着いた頃に聞いた説明によると、胎盤が出なかったので、手で掻き出したとのこと…。

そりゃ痛い筈だよ…。

昨夜、眠らせてもらえなかったときにその辺のこともちょっと調べていたんだけど、この胎盤が出てこない、と言うケースの場合、癒着胎盤と付着胎盤のパターンがあって、癒着胎盤だと付着胎盤よりも胎盤遺残になることも多いみたい?

で、それが元で、子宮摘出とか…??


なんだか、調べながら怖くなってきたので、見なかったことにして(おい。)昨夜はパソコン終了しました。

自分が付着胎盤だったのか、癒着胎盤だったのかもわからないんだけど、(摘出した胎盤や子宮の病理検査でしかわからないらしい)どっちにしても、やや情緒不安定気味な今は見るんじゃなかった、という心境。

胎盤遺残があると、いきなり大出血したり、ひどい腹痛がしたり、ということもあるみたいだから、しばらくの間は、ちょっとおなかに違和感があるだけでも、この時期、あっても不思議じゃないとは思いつつ、びくびくしてそうです。


お産は1回ずつ全く違うというけど、ここまで違うのもねえ…。

むすこ②の新生児特有のかわいらしさをみていると、産んでよかった、来てくれてありがとう、という気持ちにはなるし、やっぱりまだ女の子が欲しい気持ちもあったりするからもうひとり…とも思ったりするけど、今回のことを思い返すと妊娠すること自体がこわくなるなあ…。